今回は10式戦車編です。
初めて10式戦車を直に見たのは2010年の観閲式。その外観がSF的で、第3世代と言われる角張った戦車からすると「なんだこれ!」というデザインが印象だった。
どの駐屯地の記念行事でも観閲行進が終わって訓練展示の準備が出来るまでの間、音楽隊の演奏だったり、車両を用いたアトラクションを披露してくれるけど…今年の東千歳は10式戦車を2両使っての性能展示。
旧海軍の飛行場跡地という広い展示エリアを使って、45tという車体重量を感じさせない軽快な走行性能を披露。
現時点で教育部隊を除いて10式戦車が配備されているのは駒門の第1戦車大隊、上富良野の第2戦車連隊、玖珠の第4・第8戦車大隊、そして北千歳の第71戦車連隊。
世界的に重量化が進む新型戦車にあって、日本の戦車は軽量化に舵を切った…山や川が多く、平地は軟弱地盤が殆どの日本では重い戦車ほど走行ルートが限られてくる(つまり、待ち伏せが容易)ということ考えると、間違ってはいないと思う。


また、続きます。