https://sidatta.com/2017/02/12/post-971/
「
あまりにも有名になりすぎてしまって、今さら感のある話題ですが。
「金融系システム」
「証券系システム」
「銀行系システム」
これらのワードが出てきて平和な現場だったなんて試しがありません。
僕は1年の間にこれらの現場を役満でツモるという不運も経験しました。
(弱い中小企業ほどこういう案件ばっかりになるのかも)
証券系はちょっと毛色が違いますが、ブラックであることには変わりません。
主にどういう理由で地獄を見るの?
どうして避けるべきなの?
今回はこれを3つの観点からお話ししたいと思います。
」
「パム」が「プログラマ」だった時代もこの話を知っておりまして、
金融系は避けておりました。
(と、言うより、「パム」は「Web系」だったので金融系の案件が来ませんでしたwww)
「
プログラミング言語の問題
COBOLっていう言語を知っていますか?
僕の勤めていた会社の課長が言っていたんですが、COBOLは「化石のような」言語なんです。
言語の問題として、金融系はこのCOBOLを使っている場合が多いため、避けるべき案件だと言われるんですね。
COBOLの何がいけないかって話なんですが。
まず第一に、言語自体がものすごく古い。
古いから今のJavaとかRubyみたいに使いやすい言語ではないんですよ。
ただまあ言語自体の問題は別にいいとしましょう。
言語が古いだけあって、
既存のシステムを構築してあるソースコードの詳細設計(設計書みたいなもの)が何も残っていないことが最大の問題なんです。
(会社にもよるのかもしれませんが)
金融系の仕事は、COBOLで作られている旧システムをJavaで新システムにしたいとかいう無茶苦茶な案件が多い…。
で、何からやらなければいけないのかというと、COBOLの解読からやらなければいけません。
当然ものすごい時間がかかります。
終わりません。
毎日終電がデフォになってくると、自分が技術者として何も成長していないことに気づくんです。
COBOLしかやってない。
他の言語はいったいいつ勉強すればいいんだ?
できません。
契約しているんだから、COBOLの仕事をしてください。
よく「負の遺産」と言われているのは、言語自体の問題ではなく、
過去に後の世のことを考えずに作ってしまった開発者たちのソースコードに手を付けなければいけないからなんですね。
当然、当時働いていた人なんて会社にいないので分かりません。
「COBOL」は使用者が少ないから勉強しておくと有利だよ、という話もありますが、それも考え方次第です。
チームでやる仕事をたった一人でどうにかできるわけでもありませんし、案件が案件なのでCOBOLerになれば社畜街道まっしぐら…。
SIに求められるものは、人とは違うスキルを身につけることではありません。
たいていの人ができることを当たり前にできる能力です。
なのでスキルアップという点でも、僕はCOBOLを使用しなければいけない可能性がある「金融系」は避けるべきだと思います。
ちなみに僕がいたCOBOL案件は、みんなで散々苦労した挙げ句に頓挫しました。
当時新人だったので詳しくは聞いていませんが、お客さんが諦めちゃったみたいです。
」
「パム」が新人だった頃の2000年代初頭で既に、「COBOL古い」と言われていました。
そこで、「パム」は、当初は「JAVA」、30代になったら「PHP」と、当時の最新の言語の開発に向かったのです。
「パム」と同世代やそれ以下の世代で「COBOL」に熟練しているエンジニアは少ないでしょう。
これは、このような理由もあったのではないかと思います。
「
ブラック!労働時間・環境の問題
労働時間、率直に言ってやばいです。
どこの工程か、下請けか否か、とか色々と影響するものは確かにあります。
上流工程しか関わらないとか大手SIerとかには分からないんでしょうね…
と思いつつ、この業界には下請け・孫請け(もっと下もある)に属する人の方が圧倒的に多いです。
僕はかつてSIだった 1 user
SI業界の真実とは? IT業界には明らかにSI=SEと定義したい人がいる
https://sidatta.com/2017/01/29/post-805/
そして、金融系・銀行系の案件ほどそれが顕著になります。
M銀行デスマーチの7次受けは記憶に新しいですね。
あの時は業界が激震しました。
先輩の元同僚も金に釣られて食いついて地獄を見ていたそうです。
IT速報 7797 tweets 4423 shares 893 users
【悲報】みずほのデスマ現場、ガチで監獄並だった。末端は7次受けで時給900円 : IT...
http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/49015765.html
IT速報 10128 tweets 8717 shares 1256 users
【悲報】みずほ銀行の次期システム、デスマプロジェクトが破綻か。完成のメドなく4...
http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/49014907.html
はてな匿名ダイアリー 832 shares 709 users
良く分かる「みずほ銀行デスマーチ」
http://anond.hatelabo.jp/20160707182245
これ、一つも盛られた話ではないんですよ。
業界のそれも末端にいた人なら「SI業界の日常」すぎて何の疑問も湧かないです。
別業界の人に
「さすがに嘘でしょ?」
って言われて初めて、
「まさか信じてもらえていないの?」
という可能性に気づくんです。
しかも質の悪いことに、6次受けは7次受けの地獄をしりません。
5次受けは6次受けの地獄を知らないし、4次受けは5次受けの地獄をしらない。
どれだけの人間が業界で地獄を見ているのか…上に行けば行くほど汚いものを知らずに済むんですよ…。
基本的には全部地獄なんですけどね!
身バレも怖いので僕自身がどこにいたみたいな話はちょっと控えさせていただきたいんですが、僕はまだお金の面では幸運でした。
基本給は田舎のコンビニかよと思うくらい低いものでしたが、残業代は全額出たんです。
ええ、確かにお金は貯められますよ。
たとえ新人だとしても手取りで月40万くらい貰えるんじゃないですかね。
まあこれだけの地獄を見てたったの40万なのかって話ですし、
サビ残の会社の方が圧倒的に多いと思うので、金目当てでもやめておくべきです。
地獄であることには変わらないので。
結局貯まったお金も、ストレス発散のためにある程度はどこかに消えます。
高い食事とか課金とか…。
あの頃はよくビュッフェに行ったなあ…。
寿司も食べたなあ…。
昼休みとか夕飯とかに抜け出して。
太ったなあ…。
それくらいしか楽しみがないんです。
本当に。
」
「パム」も「金融系」ではありませんが、「3次受け」を何回か経験しました。
当時の収入は良かったですよ!
しかし、仕事以外の時間がありませんでした。
24時間以上ぶっ通しで働いた事もあります。
※当時の「パム」は精神科に通院していませんでした。
「
責任の問題
金融系システムには「お金」が関わってきます。
となると、どういうことが起こるかというと…。
一社員のミスが会社のトップ同士の問題に関わってきます。
さすがにこれ書いたら僕がどこの現場にいた人間なのか分かるかなと思いつつ書くのですが、
某大手の会社で上記のような事件が発生して、
そのミスった社員の顔なんて一度も見たことがない社長が、相手の社長に頭を下げに行ったという事件がありました。
(あれ、調べても出てこないのは記事になってないから…?)
会社の格的には謝った側の会社の方が上だと言われているそうで、偉い人がぼやいているのを聞いたのですが、
「社長相当屈辱だったろうなあ」
だそうです笑
やらかしたミスは、お金の関わるシステムが何時間か止まってしまったというもの。
当たり前ですが、金融系・銀行系のシステムはその規模も尋常じゃない。
なので、それだけで損害は何億(何十億だったかも?)にも上るらしいです。
その社員がどうなったのか、僕は直接関わっていたわけではないので知りませんが、何もなかったとしても出世は二度とないでしょうね。
」
現在の「パム」は「保険会社の外交員」と言う「金融系システムのエンドユーザー」です。
この立場になって、開発側のこのような「本音」を知っている者でもある人ですから、
非常に複雑な気分にもなっています。
「金融系」ですから、「ミス」がでたらその影響は大きいのですよ。
<参考>
○【IT業界のホンネ】「金融業界」プロジェクトを避けるべき理由(インフラエンジニア版)
https://tajuso.com/it_se_finance_engineer
「
皆さんは「IT土方」という言葉を、ご存じでしょうか?
IT土方とは、IT業界の底辺である。デジタル土方とも呼ぶ。
IT業界、特にSIer(システムインテグレーター)は大手を中心とした序列になっており、
一次請けから二次受け三次受けと仕事が次々と丸投げされる。
(一部省略)この構造がゼネコン業界と酷似しており、
デスマーチや鬱といった肉体的にだけでなく精神的にも過酷な状況に置かれているプログラマが多いため、
このような状況を揶揄してやや自虐的に、一見ITと縁がなさそうな「土方」という単語を組み合わせてIT土方と呼ぶ。
引用元:ニコニコ大百科
こんな言葉で、揶揄されるエンジニアのお仕事。
ネット社会が進むにつれ、年々、需要が高まっており、特に今は「超売り手市場」だと言われています。
(僕みたいな2年以上ブランクのある奴にも、大手求人メールが来たりするほどです)
しかし、生半可な気持ちで入ると、本当に後悔する仕事です。
それを、「インフラエンジニア」の目線で、お話ししたいと思います。
」
「パム」も「IT土方」でした。
そして、この言葉の元祖である「建設業界」の方が「労務管理」がしっかりとしています。
「IT業界」の場合、「自己努力」で死なないようにする工夫をするのがコツでした。
「
「エンジニア」って、実はいろいろ
ITエンジニアといっても、実はいろんな種類があります。
・開発系エンジニア(プログラマー)
・データベースエンジニア
・インフラエンジニア
・ウェブ系・アプリ系エンジニア
・セキュリティエンジニア ・・・etc
ざっと挙げただけでも、こんな感じ。
おそらく、皆さんの想像するエンジニアは、
プログラムを作るため、コマンドを叩いてたり、WEB・アプリ・ゲームを制作してたり・・・
なんてイメージが強いかな、と思います。
実は僕、そのどちらでもなく「インフラエンジニア」または「基盤系エンジニア」と呼ばれる仕事をしていました。
」
実は、「パム」は「プログラマ」だけでなく、「データベース」「インフラ」「セキュリティ」なども担当した事があります。
「
「金融業界」案件が、ブラックな4つの理由
」
「
1.労働時間・環境の問題
前述の、地鶏さんの記事(↓)、
僕はかつてSIだった 50 users
【IT業界】「金融」「証券」「銀行」これらの情報を含む案件を避けるべき3つの理由
あまりにも有名になりすぎてしまって、今さら感のある話題ですが。
「金融系システム」
「証券系システム」
「銀行系システム」
これらのワードが出てきて平和な現場だっ...
ここで書かれている事が、本当に真実です。
特に、M銀行デスマーチは、僕の同僚もやっていて、初月で頬がこけていました。
さらに、インフラエンジニアは「データセンター」と呼ばれる、機械達の住む場所で、働くことが多いです。
映画「バイオハザード」に出てくるような、マシンだらけの部屋ですね。
特に、金融業界の「データセンター」は、セキュリティが厳重なので、
窓が無く閉塞的なのはもちろん、トイレすら好きに行けないことも
(部屋を出るのに、空港以上のボディチェックや指紋認証などがあったりします)。
しかも、マシンの熱を抑えるために、極寒・・・!
外は、35度を超える真夏の炎天下なのに、ダウン・ホッカイロ装備で作業し、お昼に温かい味噌汁で癒されてました。
そんなところで、終電・徹夜もザラです。身体を壊すのも、無理ないですよね。
」
「パム」も「データセンター」に入った事がありましたが、長時間滞在する事はありませんでした。
ここに真夏に急にかけつけた場合、ガチで地獄です。
「パム」は軽装なのに、中は極寒なのです。
「パム」は短時間だからなんとかなりましたけど、ここに詰めて仕事をする人は、地獄だと言うのは簡単に想像できます。
「
2.とにかく、参入企業が多すぎる
「金融業界」のシステムは、大規模なので、多くの協業他社がいます。
1プロジェクトの、1チームだけで、7次まで下請け会社が居るのも、ザラです。
例えば
7次請けまでいるチームが、1プロジェクトに10チームあって、10プロジェクトが並行稼働していたら・・・
(7社)×(10チーム)×(10プロジェクト)=【700】
と、単純計算でも、700社が関わっていることに!
こうなると、連携をとるのも一苦労。
会社ごとにルールが違えば、エンジニアの数もスゴイ。
単純な打ち合わせだけでも、大人数で、あーだこーだ、時間泥棒になるわけです。
特にインフラエンジニアの場合、「すべてを支える基盤」を作るので、関連する全業務について、知る必要が出てきます。
マシン作業の3倍以上、打合せで費やすことも。
」
へ???
「パム」は「元請」のルールに従って仕事をしていただけですが・・・???
あ、「インフラ」だと複数のプロジェクトが関わって来るんですね・・・。
・・・・・・想像したくなくなるほど恐ろしい事態だと思います。
「
3.無駄にルールが多い
僕自身、メーカー・メディア・公的機関など、たくさんの業界のお客様を経験しましたが、「金融業界」が一番、細かいルールが多いです。
1つのマシンを作るのに、
「設計書が10個必要」
「その設計書ごとに、レビュー(打合せ)が3回必要」
「レビュー後は、各部署の責任者の印鑑が必要」
なんて、無駄にルールが多い・・・!
納期が決まっているので、はやく作業したいのに、全然できない・・・!
そんなストレスに悩まされます。
」
「エンドユーザー」になっている「現在のパム」から言うと、この「無駄なルール」に大賛成です。
何かあった場合、「エンドユーザー」が蒙る被害も大きいのですよ。
「
4.意外とIT知識がなくて、SIer任せ
金融業界のシステムって「大規模」で
「万が一、障害が起きたら被害が甚大」
にも関わらず、
肝心の「金融機関側の担当者」が、IT知識に詳しくないんです。
インフラエンジニア
「これ、メンテナンス時にやってくださいね(CDを入れるだけの簡単な作業)」
金融機関の担当者
「? わかんないんで、やってよ」
インフラエンジニア
「・・・(遠い目)」
こんなやり取りが、ほとんどです。
「金融業界」の特徴として、数年でいろんな部署に異動することが多いせいか、「知らない」「知る気もない」人が、結構多いんです。
「自分達の会社のシステムなのになぁ・・・」
と、飽きれる反面、トラブルが起こると
「御社に任せてたんだから、何とかしてくれ」
と、責任転嫁されます。
特にインフラの場合、業務上あんまり意識されないせいか、放置されがちです。
皆さんも、
「蛇口をひねれば水が出て当たり前、逆に水が出ないなんてオカシイ!」
って思う方が、多いと思うんです。
「インフラ」「基盤」ってそう思われがちで、その仕組みを作るために、どんな設計や考慮がされているかは、知ろうとしてくれません。
「動いて当たり前」って、本当に大変です。
」
ここらへん、「責任のドッヂボール」なんですよねぇwww
「パム」の私見を述べるのは控えさせて頂きます(笑)
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2018/11/13(火) ライブ宇宙ステイション@高円寺 無力無善寺
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<出演者>
本田ヨシ子
無善菩薩
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