笑福亭笑瓶さんといえば、関西では知らない人はいないのではないか。

 

2月22日午前、彼が急死したことがわかったという。

急性動脈解離で、66歳とのこと。

 

彼は過去にゴルフをしていた最中に倒れ、緊急搬送された際に同じ疾患で2週間病院での療養をしたこともあるという。今年122日放送の「ゴルフ交遊抄(BSテレ東)」では、ゲストとして元気な姿を見せていたのだそうだ。

 

通夜には、笑福亭鶴瓶さんが参列した。

報道陣のインタビューに応じた鶴瓶氏は、かなり良くないと聞き病院へ行ったが会えず、会えた時には心臓が止まっていて、事前に覚悟したという。

 

鶴瓶さんにとって一番弟子だった笑瓶さんは、師弟関係というより、まるで友達だったという。笑瓶さんが弟子になった時、鶴瓶さんはまだ20代だった。もし彼に声をかけるとしたらという記者の質問に「奥さんや弟子のことは心配しなくていいよ」と返答した顔は師匠の顔だった。

 

笑瓶さんは、大阪芸大の芸術学部文芸学科を卒業してから当時関西で人気者であった鶴瓶さんに弟子入りし、付き人として活動していたという。そして、MBSで放送していた「突然ガバチョ!」「ヤングタウン土曜日」のレギュラー出演をきっかけに関西で人気を集めた。

 

その後、上京してからは日テレ系の「鶴ちゃんぷっつん5」のウィッキーさん役やフジテレビ系「ものまね王座決定戦」でアニメキャラ(「魔法使いサリー」のよしこちゃん)のモノマネをする。このことで、中学生・高校生の間で話題となり高い評価を得たとのこと。

 

さらに、TBS系の「噂の!東京マガジン(現在はBS)」や読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」でレギュラーとして出演。NHK連続テレビ小説の「カムカムエヴリバディ」では、俳優としても活躍していた。

 

メディアなどにも多く出演し、その活躍によって多くの人を楽しませ喜ばせてきたのだろう。同じ大阪芸術大学を卒業した先輩として、誇りに思う。


 

絹谷幸二という画家をご存じでしょうか。
古代遺跡に見られるフレスコ画という技法を得意とし、色鮮やかな独特の世界観を表現する、日本を代表する画家のひとりです。
絹谷氏は大阪芸大の教授であり美術学科長、同学藝術研究所所長を務めており、芸術を志す若者たちを自ら指導しています。

才能ある若手アーチストを支援し、それによって美術界のさらなる発展に寄与したいという絹谷氏の熱意から、このたび「絹谷幸二芸術賞」(絹谷幸二芸術賞実行委員会、絹谷幸二美術財団など主催)が創設されました。

 

対象作家は40歳以下の日本国内在住の方(国籍不問)で、「具象傾向の平面作品」を発表していることが条件。全国の識者(美術館学芸員、大学教授、ジャーナリストなど)の推薦した作家の中から、3人の選考委員が大賞(賞金100万円)と奨励賞(賞金50万円)を選出するということです。

 

あえて具象表現を条件にした理由について、絹谷氏は「美術が多様化する中で、いま一度、人間が古来取り組んできた具象表現にスポットを当てた」と述べています。また、40歳以下の若手を対象にしたことについては次のように説明しています。

「私が所属する独立美術協会など公募展でも若手の出品が減少傾向にあり、芸術家を志す若者自体が少なくなっているように感じます。特に絵画、彫刻といった伝統的分野は表現が多様化する中で、発表の機会が減っている現状がある。今こそこうした芸術に打ち込む若い人を応援したいと思い、(賞を)始めさせていただくことになりました」。

「芸術文化は、誰かが簡単に踏みにじることができない、人間が咲かせた花」と語る絹谷氏は、作品の題材として人間や自然を見つめ、その積み重ねから多くのものを学んだと言います。そしてそれは太古の昔から人間が育んできた絵画創作の原点であり、今回の賞の設立も、デジタル全盛で数字の利益ばかりを追い求めがちなこの時代に、人間として本来持っている力に立ち返りたいとの思いがあるからだそうです。

第1回の受賞者は今年(2023年)の秋に発表予定、どんな若い才能が出てくるか楽しみですね。

もしかすると、もっともスポーツと縁のなさそうな大学といえば芸大かも知れません。
絵画、音楽、演劇、文学、映画、アニメ・・・。その種のクラブに入っている学生は、あまりスポーツが得意なイメージはないのでは。どちらかといえばオタク気質で、黙々と美術室や音楽室で黙々と自分の好きなことをやっている姿が頭に浮かんだ人も多いはず。

様々な常識を打ち破ってきた「西の破壊者」大阪芸術大学は、その先入観をもぶち壊しました。2008年に発足した大阪芸大女子駅伝部は、2012年に芸術系大学では初めて「全日本大学女子駅伝」(杜の都駅伝)に初出場、2018年の「第36回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」では強豪ひしめく中8位入賞を果たし、見事全国シードを獲得した実力あるクラブなのです。

この大阪芸大女子駅伝部を率いるのは、中瀬洋一監督。高橋尚子さんや土佐礼子さんといったメダリストを指導したこともある名指導者ですから、強いのも頷けます。なぜそんな凄い人が歴史も何もない「素人集団」の監督に就任したのかというと、元女子マラソンの有名選手であり大阪芸大芸術学部教養課程教授を務める増田明美さんの紹介によるものだそうです。

さて、今年1月29日に開催された大阪女子マラソンでは、女子駅伝部所属の古賀華実さんが「ネクストヒロイン枠」として初のフルマラソンに挑戦しました。結果は、2時間36分40秒(20位)の成績。本人のコメントは、「楽しかった。温かい応援をたくさんいただいて、幸せだなと思いました」。走りながら、大学の友人がこれまでの思い出を絵にしてくれたボトルを見るたびに勇気をもらったそうです。古賀さんはもともと大学を最後に競技生活から離れ、小学校の先生として陸上の指導者を目指すつもりでした。けれども、まだまだ走ることが好きな自分を再発見。芸大卒業後は、埼玉医大の駅伝部に所属することが内定しており、次は全日本実業団対抗女子駅伝などを目標に走ります。古賀さんは今後について「この経験は自分の陸上人生の幅が広がった。一度でいいから日本を背負って走りたい」と希望を語りました。

日本の陸上界の新星、古賀華実さんの名前を覚えておきましょう!