先日ブログに書かせて頂いたターミナルの利用者さんが、先週他界されました

たまたまご家族がいて、たまたま連絡することがあり、たまたま呼吸がおかしく反応がないと聞き、看護師と飛んでいきました

昏睡状態でした

でも耳は聞こえていて、「来たよ‼️聞こえるよね‼️」

まばたきで反応がありました

そこから3時間、ご家族と見守りました

3回深い呼吸と無呼吸を繰り返し、静かに息を引き取りました

目には涙が溜まっていました

安らかなお顔でした

看護師と主治医に心配停止の連絡をし、死亡確認

眠るように逝かれました

「楽に逝きたい」
「1人で死にたくない」

約束は果たせたと思っています

もがくこともなく、ご家族に看取られながら旅立たれました

在宅看取りは、簡単ではないけれど、可能です
ご家族の覚悟が全てです

その覚悟に私達が全力でサポートするだけ

今、急にターミナルの新規利用者さんが増えています

ほぼ自宅での看取りを希望されています

相当な覚悟です

介護とは、色々な覚悟の上に成り立っています

私達介護従事者の立場は、その覚悟のサポートだと思っています

思い上がることなく、勘違いすることなく、自分は何をするべきか

介護従事者の方には、今一度思い返してもらいたい
久しぶりのブログになってしまいました滝汗

今、私はターミナルの方を3人担当させていただいています真顔
それぞれの生き方、家族との絆、思いがそれぞれ違うけれど、そこには確実に生きた証があります

ある方は、声帯を全摘しているので声が出ません
いつも筆談
今は、口や鼻から出血し、痛みもある

『痛みを取ってくれ  楽に死にたい』

言葉で言われるより、文字に書かれると、こんなに重いのかと言葉を失いました

「確かに生き地獄だね」
そう声かけすると、静かに頷きました

『俺は一人で死ぬのか 誰かいてくれないのか』
日中独居になってしまうので、不安で不安で怖いのでしょう

「大丈夫 絶対一人で逝かせない そのために私達がいるんだから」

頷いたその目には、うっすら涙が浮かんでいました

明らかに、死が目前に迫っている
どれだけ怖いことだろう
どれだけ寂しいことだろう
想像もつかない

でも、私達に出きることは、ひとつでも願いを叶えること

痛みを取り
出血を止め
自宅で最期を見守られながら迎える

私達介護、医療従事者にしか出来ない事がそこにある

明日迎えるかも知れない最期を、せめて悔いを残さず楽に逝かせて差し上げる

そのために私はまた明日を迎える
昨日、退職しましたニヤニヤ

有休消化中でございますニヒヒ

有休届け出して、昨日で最終って本部に言ってたのに、誰1人として(部下のケアマネ以外)昨日で最後と知らずニヒヒ

自分でラストラストなんて言うのもおかしいから黙っててやりましたよニヒヒ

最後の挨拶行ったら
『え⁉️今日⁉️』

所詮そんなもんですわニヤニヤ

有休消化とはいえ、病院行ったりバイトがあったりでゆーっくりとはいきませんが、目覚まし時計はオフってだらだら出来るときはしようかと思いますウインク

4月1日から、また頑張らねばならんので真顔

新型コロナが猛威を振るっておりますねチーン

経営破綻の声もちらほら真顔

幸か不幸か、介護と医療は休んでられないのですよ真顔
逆に忙しい真顔
私達が忙しいのは本当はいけないことって事なんでしょうけど、なんせ、介護は『生活そのもの』なんですから真顔
コロナが流行って自宅にいても介護が要らなくなるわけではない真顔

早く終息して、平穏な生活が戻ります様に…ショボーン

皆様のご無事を心から祈っております…