金正恩暗殺研究会を作った三つの理由 | 大石ブログ

大石ブログ

大石ブログ

 ユーチューバーになろうかと思いましたが、やめました。やはり自分はブログを書くのが一番合っているようです。

 評価をいただいた、しばき隊時代を振り返る動画以外の作品を非公開にしました。

 

 

 さてここから、金正恩暗殺研究会を作った三つの理由について書きます。

 

1)ストレートに「金正恩の抹殺しかない」と主張する団体が必要だと思った

 金正恩暗殺研究会の創設をブログで宣言したのは2015年7月ですが、どうしてこの時だったかと申しますと、北朝鮮が拉致問題の再調査についてゼロ回答だったからです。これにより、北朝鮮は交渉などで拉致被害者を返す気はない、と考えました。

 だったら制裁を強めるか。

 それもやらないよりはいいのですが、国民がいくら苦しもうが平気な金正恩ですから、その命が直接脅かされることがない限り北朝鮮が変わることはない、と考え、金正恩暗殺研究会を作りました。

 この頃はまだ「斬首作戦」とかも言われていない時期でしたが、「金正恩を直接殺るしか問題は解決しない」と主張する団体が一つくらい日本にあった方がいい、と考え作ったのです。

 ただ、作った私がもう少し運動が出来る人間なら良かったのですが、メンタルも弱いし、時間も作れないし駄目過ぎ。

 しかし内実よりも、そういう団体が有ること、これが重要なんだと考えました。

 ところが一昨年辺りから北朝鮮との緊張が高まり、「斬首作戦」なども有名な言葉となって、この点では時代に追い抜かれた感があります。

 今は「金正恩なんか、酷い奴だから殺してしまえ」というコンセンサスはある程度あると思います。

 しかし、これで北朝鮮を動かせたかというと難しいところです。実行も難しい。膠着状況が続いてしまっています。

 

2)平和か、戦争か、暗殺か

 普通なら平和がいいのですが、北朝鮮との平和共存は、あの体制下で運営される強制収容所などで殺される人々、拉致被害者や帰還事業被害者など、帰って来ることが出来ない人たちを見捨て、手打ちをすることによって得られる平和だと思います。

 私は北朝鮮の独裁金王朝なんてものは、一刻も早く滅ぼすべきだと考えます。

「なんで北朝鮮だけなんだ。世界には、他にも悲惨な場所はあるだろう」とも言われるかもしれません。実際、パレスチナやチェチェン、シリア、ロヒンギャとか、助けることもなく自分なんかは生きてきたじゃないか。

 でもそれより北朝鮮の人たちは、私たちにとって、より近い人たちではないでしょうか。できれば見殺したくはありません。

 では戦争をやるのか。

 北朝鮮と戦争をすれば最終的には勝つでしょうが、最初に韓国のソウルは火の海となり、日本にもミサイルが飛んでくる恐れがあります。

 なので可能であれば、金正恩だけを抹殺したい。

 北朝鮮の兵士にしろ、できれば殺したくありません。だから金正恩という醜悪な豚一匹に的を絞りたかったのです。

 しかし、この暗殺も失敗すれば、けっきょく戦争になる。難しいところです。

 

3)日本人と朝鮮人との争いではない

 日本人と朝鮮人との間には色々あるでしょうが、金正恩をやっつけたい、くらいのことは一致できるのではないでしょうか。

 韓国とは慰安婦問題の蒸し返しなど、正直イライラすることもあります。私は、歴史問題の本当の解決はない、と考えています。だから合意によって解決するのです。

 でも合意をしたところで、この有様ですから、やはり日韓関係は、北朝鮮問題の共同解決を経て作り直すしかない、と考えています。

 また一部の運動で未だに見られるヘイトスピーチも嫌です。だから、そうではない日本人と朝鮮人とが一緒にやる、北朝鮮問題の運動を作りたかったのです。

 なんて、ほんとは、そういう運動は他にもあるのですが、そちらは地道な活動なので、私の方では目立つことが役割だと考えました。

 

 

 上記の考えで金正恩暗殺研究会を作りましたが、力不足ですいませんでした。

 と言っても、まだ解散しませんが(苦笑)、大切な時期なのに心病んでしまうなど、現状の不甲斐なさをお詫びします。