「ディズニーランドの秘密」
1952年にディズニーランドを作るために発足した、WEDエンタープライズ。
そこのスタッフたちは、ウォルトが自身のスタジオから引っ張ってきた、いわば、遊園地の仕事については素人集団でした。
ですが、その素人さが逆に目新しいものを誕生させることになったのです!
「ウォルトが作る以上、出発点は映画」という共通認識が生まれました。
例えば、東京のもそうですが、ディズニーランドは入口をひとつしか作りませんでした。
遊園地の専門家たちからは、「それじゃ集客がうまくいかないぞ」と異を唱えられました。
でも、ウォルトは聞き入れませんでした。
ウォルトは言いました。
「入口を何か所か設ければ入りやすいかもしれないが、ゲストはパーク内で方向感覚を失ってしまう。ひとつの入口は、ゲストが体験を等しく共有する演出なんだ!」
映画館も入口はひとつですよね。
映画は最初から見るもので、途中から見たら印象がまるで違ってしまいます。
ウォルトはディズニーランドにも映画と同じ原則を持たせようとしたのです。
入口からメインストリートに入る。ここは導入部ですね。
そして、アドベンチャーランド、フロンティアランド、ファンタジーランド、トゥモローランドへ移動するたびに、大きな場面転換があり、そのたびにゲストはワクワクするのです。
これは映画でいうシーンの変化ですね。
その道の専門家ではないほうが、新しいものを生み出すことにもなるのですね。