ミッキーマウスの成長~諦めずに行動する~② | 感動をありがとう!

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続き



これまで、無声映画しかありませんでしたが、数カ月前にワーナー・ブラザーズ映画「ジャズ・シンガー」で沈黙は破られていました。



映画界の動向を観察している者のほとんどが「ジャズ・シンガー」を見て、音声が重要なものになることを予感していました。



しかし、スタジオや映画館の設備を改造しなくてはいけないなど多くの障害があり、映画関係者の多くは静観していました。他の人間に技術上の問題を解決させて、障害が取り除かれてから参入しようとしていたのです。



しかし、ウォルトは違いました!

直感でこの集団のリーダーになることが極めて重要だと感じたのです。



すぐにウォルトは新しい作品に取り掛かかりました。

それが「蒸気船ウィリー」です。



他社のアニメーションでは、バックグラウンドミュージックとしての音声を入れようとしていましたが、ウォルトは音声を純粋に物語の一部として組み込もうとしました。



試験的に「蒸気船ウィリー」の映像に音声を合わせてみました。

はじめはうまくいきません。

ですが、次第に合い始めました。

映像とほぼ一体となって音が流れるようになると、ウォルトもアブも熱狂しました!



あまり大きなことを言わないアブが後年に「ぼくの人生であれほど興奮したことはなかった。あのときの興奮に匹敵する体験はその後まったくないね!」と語るほどです。



ウォルトも「ひどい作りだが、素晴らしい!それに何よりも、新しい!」と喜びをあらわにしました。



次の段階、本格的に録音をするために東部に向かうことにしました。

探せど探せど、まともな設備があり、かつ使いこなせるスタジオはなかなか見つかりません。



そんなおり、パット・パワーズという人物に出会います。

映画業界の大物ならひとり残らず知っているという人物です。



パワーズは自前の録音設備を持っていました。

設備を使用するための、彼の提示した料金は、大会社よりも格段に良心的でした。

また、パワーズはウォルトをうやうやしく扱い、何時間も一緒に過ごし、業界の友人たちに会わせました。



ウォルトは「パワーズは大変な大物で、影響力も持っている」と手紙に残しています。

後に、トラブルの原因となる人物なのですが・・・



続く