今日のエピソード
「ミッキーマウスの成長~諦めずに行動する~」
オズワルドというキャラクターやスタッフを奪われたウォルトは、失意を乗り越えて、ミッキーマウスを生み出しました。
ウォルトとアブは、ミッキーの姿形を改良していきました。
靴を履かせたり、大きなボタンのついたパンツをはかせたりと人間らしい要素を追加。
そして、スタジオの未来が危ぶまれ、暗い気持ちになりがちであったため、楽天的ですが決めたことは譲らない性格の小さなネズミにすることにしました。
妻のリリーは「ウォルトとミッキーはとても性格が似ていて、ほとんどうりふたつのようでした」と語っています。
当時、チャールズ・リンドバーグが大西洋を初めて単独無着陸で横断した!というニュースが世間を騒がせていました。
ウォルトとアブは、これを使わない手はないと、ミッキーに世界的な英雄と同じような恰好をさせて、ガールフレンドのミニーと一緒に大空を飛び回らせることにしました。
この作品がミッキーの処女作「飛行機狂」になります。
1928年5月にハリウッドで試写会を行った際、観客の爆笑を誘い、喝采を浴びました。
手ごたえ感じたウォルトは、すぐにもう一本「ギャロッピング・ガウチョ」という短編を作成します。
完成したこの二本の映画を意気揚々と引き下げ、ウォルトは配給業者たちに、ネズミの冒険を土台にしたシリーズものを全米に売り出す用意があることを知らせました。
ですが・・・ ウォルトの期待とは裏腹に反応は鈍く、
ある配給業者には「配給業者は君を知らない。君のネズミも知らないよ」とさえ言われてしまいました。
売り込み先がなく、さてどうしようかとウォルトは考えました。
すると「そうだ!ネズミが話すとしたら?アニメーションの世界に衝撃を与えられるんじゃいか!?」と思いつきます。
続く