先日、生体肺移植のニュース見た。
新聞の記事によると、3歳の子に
母親からの移植で、2年くらい前に
白血病のため、骨髄移植を行ったが
GVHD(移植片対宿主病)によって
片方の肺の機能が落ち酸素吸入を
続けていたと書いてあった。
拓也も2度目の移植後、GVHDのため
本当に苦しめられた。
地獄の苦しみだった。
それを見ていたお兄ちゃんも
苦しんだ。弟を助けたい一念で
ドナーになったのに自分の細胞が
弟の身体を攻撃し苦しめているのだと。
拓也の肺は徐々に硬くなり、呼吸も
苦しくなってベッド横のトイレに立つのも
つらそうだった。
そして再再発。
意識をなくし、ICUに入り、
もう、どう手を尽くしてもダメと言われたけれど
私は、「生体肺移植はできませんか!?」と
主治医にもICUの医師にも、たずねた。
ICUの先生は「僕は本来、呼吸器が専門です。
肺移植は肺だけが悪くて、その他は全く問題のない
人が行っても大変な事なんです。
他に病気のある人には行えません。
白血病が完治しているならともかく
再発している人に肺移植は許可されません」と
言われました。
夫も私も自分の肺で拓也が救えるなら
自分の後の身体なんて、もうどうでも
いいのだと思っていた。
骨髄移植によって完治する人も
たくさんいるけれど、白血病が治っても
GVHDによる症状に苦しむ人も
たくさんいます。