母の認知症は日に日に進行して行っている。


地域の高齢者のカラオケの会に行っていたのだけど


日曜にしかないのに、毎日のように


他の人や会の代表の方に


「今日はありますか?何時からですか?


私、最近休んでたのでわからなくて・・」と


電話をかけていた。休んでなんかいないし、


日曜に行って、翌日の月曜に電話をかけて


このセリフを言うのだ。これがほとんど毎日。


父や私が気づいた時は注意するのだけれど


父や私の言うことには耳をかさず、


「あんた達は分からないんやから


だまっといて」と言う。


他の人に迷惑だと言っても


父が気づかないうちに部屋を閉め切って


電話をかけていた。このことで毎日のように


もめていた。


こんな日が続いていて、父もカラオケの会を


やめさせようと考えていたのだけれど


先日、ついに会の代表の方から


私に電話があった。


会場になっている地域の福祉センターは


スリッパに履き替えるのだけれど


その日、母はずっと土足でいたのだそうだ。


そして、頻繁にかける電話の件も・・・


「ご家族は知っておられますか?


他のメンバーの方たちにも『怒らないで


優しくしてあげて』と言って来たんですが


限度がねぇ。今日のような事があると


私たちも会場を使えなくなるのでね。」


と言った。


知らないわけはありません・・・


ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんと


お詫びし、病院の診察、検査も受け、


薬を服用したけれど、副作用が強く、


飲めなくなった事、昨年、新薬が出たと


TVのCMでも見たので、再度、病院で


相談したが、心臓の持病があるので


服用はどうかと思うと言われ、また


効果も期待できないと言われたこと・・


お話したけれど、相手も高齢の男性・・


「そこだけが病院じゃない。今の世の中で


飲める薬がないなんてない」


「認知症の方を抱えたご家族は


何人も知っています。大変なことです。


でも、出来るだけ進行を送らせ


大事にしてあげないとね」


と言われ・・・何だか娘の私が何も


対処していないみたい・・・


父とも話して、カラオケの会は


やめさせる事にしたけれど


母は土足でいたことも


憶えておらず、自分は誰にも


迷惑をかけていないのに


何でやめなくてはいけないんだ!


と言い出し、最後は父と私が


無理やりやめさせる!と


ひと悶着。


そして、会の代表の方が連絡したのか


翌日には民生委員の人がやって来た。


インターフォンの具合が悪く気づかなかった


のだけれど郵便受けに「この地域の


民生委員の○○です。何でもご相談下さい」


と書いたものと、ある認知症専門クリニックの


ホームページをコピーしたものが入っていた。


私も出来ることはやってるんだけどなぁ・・・


とりあえず、そのクリニックに予約を入れた。


これで、やっぱり薬はダメなら納得してよね。


調べたけど認知症の薬はまだ数種類しか無く、


どれも副作用に「心臓」が入っている。


命の危険をおかしてまで認知症の薬を


飲ませるなんて出来ませんよ。


26日に診察、検査、診断まで、1日で


出来るという。さて、このクリニックの


医師はどう判断するかな?



先日の夢


1階のリビングにずいぶん前に亡くなった


私の祖父母が立っていて、驚いた私は


私にしか見えないと思っていたら


夫や長男にも見えているとわかって


祖父母に「しばらくはこっちにいられるの?」


と聞いた。祖父母は「しばらくこっちにいる」


と答えた。私は「拓に会った?」と聞くと


祖父が「会ったよ。まだしばらくは忙しいみたい


だけど、落ち着いたら帰って来る」と言った。


そうかぁ・・落ち着いたら帰ってくるんだ・・・


とうれしかった。


本当にそうならいいのにな・・・・



仏教でいう輪廻転生という考えは


キリスト教にはないけれど


もし魂というものがあるならば


そしていつか、その魂が肉体という


器を再び持てるなら、前世の記憶を


少し残して、また母と息子として


再会したい。


今生でしてやれなかった事を


してやりたい。


今のような後悔はしたくないから。

私の妹は大病を2度もして


離婚もして、小さな身体で子供2人を育て


苦労して来た。


今も働いて、娘と2人暮らしだ。


生活も楽じゃない。


私は、夫もいる。


生活が楽じゃないのは同じ。


その妹が


「宝くじでも当たって、もう少し


お金があったら、言う事ない幸せなんやけどなぁ。


娘とふたり気楽だし・・」と言った。


私も、お金がもう少しあれば、


生活も楽にはなる・・・


けれど・・・


私は死ぬまで「言う事ない幸せ」と


言えることはないんだなぁ・・と思った。


ちょっとしたことにも反応してしまう・・



自分なりに毎日、仕事も頑張って


一生懸命生きているつもりだし、


冗談も言うし、笑うし、食べるし


眠れるし・・・


前を向いて、拓也に心配かけないように・・


元気に生きてるように・・・・


見えますか??


なかなか・・・・


スパッと気持ち切り替えられない・・です・・・