今日は仕事は休みでショッピングセンターに買い物に行った。


祝日だし、クリスマス前だし結構人も多い。中央の吹き抜けの


ホールで消防隊のマーチングバンド?っていうのかな・・が


演奏をしていた。上の階からエスカレーターで降りながら


聞いているとディズニーの「アラジン」のテーマ曲。


あぁ・・・ダメだ・・涙腺が・・たった1度家族で行った


東京ディズニーランド。その時「アラジン」のショーを


やっていたので、息子はICUでもこの曲を聴いて


涙を流していた。「幸せだったなぁ・・・」と唇を動かし、


涙をぽろぽろ流した。こんな人が多いところで突然、


こんなつらい思い出の曲・・・・あぁ・・やっぱりダメだ・・


泣けてしまう。



思い出の曲って本当にダメだ。この間もテレビで


「天空の城ラピュタ」が放映されててこれも次男の好きな


アニメだった。曲も大好きで私の中では拓也のテーマ曲の


ようになっている。病室で目が開けられなくなってからもDVDを


かけて音声だけでも聞いていた。何度も見ているので映像は


音声を聞くだけで頭の中に浮かんでくるから。


「ラピュタ」がテレビでやっているのを知って、


私は絶対見られないと思っていたら長男が同じことを


思っていたようで「絶対これは見れない」と言った。


ジブリが大好きだったので、ジブリの曲って結構どこでも


流れていたりするから、どこで突然、涙腺が


緩んでしまうかわからない。


冬至も終わり今年も残り少なくなって来た。拓也が家に居なく


なって、いろんな行事が面倒くさく・・というか・・やる気が


なくなってしまった。12月はクリスマスとか年賀状の


準備だとか・・・お正月なんて目出度くもなにもないし・・・


拓也はおせち料理が嫌いだったけど(食べ物にうるさい子で


冷たくなった料理は嫌だった)それでも結構がんばって


作ったりしてたんだけど・・・作る気力も無くなっちゃった。


年賀状も去年は喪中はがきを出したけど来年の正月は


やっぱり年賀状・・来るだろうなぁ・・・仕方ないから絶対に


来そうなところには出すか・・でも・・・「おめでとうございます」


って書くのにまだ抵抗があるなぁ・・・結局「迎春」だけにした。


先日の怪我で今だ足を引きずって歩いている。


左右どちらも痛いけれど右足はひざの怪我は軽かったが


小指がかなり痛いので、どうしても左足に体重が


かかってしまう。おかしな体勢で歩くので腰にきてしまい


腰まで痛くなって来た。おまけに更年期。


体調のいい日と疲れて仕方ない日がある。


疲れている日は本当に何もしたくない。


年末だというのに片付けも進まないし・・・



1年が過ぎて最近気づいたのだけれど毎日は泣かなくなった。


こうして月日は流れ涙を流す日も少なくなって


いくんだろうな・・・それが自然なんだろうけど。


秋から冬の夕暮れ時は嫌だ。


洗濯物を取り込んだりしている時、


夕日が落ちかけているのを見ていると淋しくなって来る。


拓也がいた時は部屋にいる拓也に


「ねえ拓、夕日がきれいだよ。来て。」と


話しかけ二人で落ちていく夕日を眺めたり、


洗濯物をたたむのを手伝ってくれたり。


「アルプスの少女ハイジ」やジブリの作品が好きで


22才の男の子としてはちょっと珍しいくらい


幼い子だったけれど、優しい子だった。


近所のおばあちゃんの荷物を運んであげたり、


小さな頃からいつも人に何かをしてあげる子だった。


何事も一生懸命だった。




長男に「まだお正月でもない気分だよね。


まあ大晦日は家族でお酒でも飲もうよ」と言うと


「俺、最近酒飲むと泣いてしまうんよね」と言った。


「泣いてもいいやん。お酒のんで家族で泣いてもいいやん」と


私は言った。



独り言が多くなった。誰も居ない時、拓也に話しかけている。


まあいいよね。お母さんの話、聞いてくれてるよね。



16日(金)、市民クリスマスのキャロリングに参加して来た。


クリスマスは色々考え過ぎて気持ちが沈む私だけど教会の


方にお聞きして昨年から参加している。昨年は息子が亡くな


ってまだ2ヶ月半ほどで少しためらいもあったが、キリスト教に


は喪中という考えは無いのだそうだ。息子といっしょに


歩くつもりで今年も参加した。集合場所から何ヶ所かで


一般の方にもお馴染みの聖歌(クリスマスソング)をみんなで


歌う。最初の2ヶ所は神戸でも人の多い繁華街で、その後


キリスト教系の病院と教会2ヶ所で歌い、クリスマスの礼拝を


行う教会まで行く。息子の写真を胸に抱いて歩いた。


礼拝では地震の被害の様子やボランティアの活動のスライド


映され被災者の方々を思い祈りを捧げた。




日曜日の朝、洗濯物を干していてベランダでつまづいて派手


転んでしまった。ベランダは少しざらつきのあるタイル状の


床材なので両膝を酷く擦りむき血だらけになり、しばらくは


起き上がることも出来ず倒れたままだった。大声を出しても


家の中にいる夫にも聞こえそうもないし、ご近所に聞こえて


恥ずかしいだけなので、なんとか起き上がり、夫のところまで


行った。まともに歩けない状態で礼拝に行ったので皆さん、


心配して声をかけて下さった。80歳を超えた方々に


気をつけてね」と言われ、我ながら恥ずかしかった。


私は本当によく転ぶ。息子の入院中、最初の移植の時は


駅の階段の下りで前のめりに落ち、2度目の移植の時は、


約1年の入院中に2度ジーンズが破けるような転び方をした。


夫や長男にいつも注意され、自分でも気をつけて


いるのだけれど気を抜いていたのか、


またまたやってしまった。情けない・・・・


右足小指も痛め、顔も少し擦りむいてしまった。


幸い骨に異常はなかったので日にち薬ですが・・・・


仕事を休むわけにいかないので足を引きずりながら


通勤している。