今日は仕事が休み。


父と母と3人で居る時


拓也の最後の闘病の時の話になった時


父が「拓は若くして、こんな事になってしまったけど


(母親にこんなに愛されて)幸せだったと思う」


と言った。父や母、長男、その他友人、知人の


前では泣かないようにしていたけど、涙が出てしまった。



今夜は長男は彼女の家。


夫は月曜から土曜まで早朝(ていうか夜中)


から働いて、帰宅は早くて20時、


遅い時は22時。なので週に1度


唯一の楽しみ(1週間の疲れを癒しに)


土曜日は海沿いのスーパー銭湯へ。


ということで、拓也と2人、


拓也のベッドと私のベッドが


並んだ部屋でTVを見てゆっくり・・・


だけど、TV観てても、ちょっとした事で


心が反応して号泣。


最近また、よく泣くわ・・・


涙って涸れること無いんだなぁ・・・・

私の父は神も仏も信じない人だ。


昨日のTVで丹波哲郎さんのことを


やってて、今日その話になった。


丹波哲郎さんは、死後の世界の


話をいつの頃からかTVで話すようになり


映画を製作したりしていたので


その話をした時、父は


「そんなものあるか!天国も地獄も


無い!死んだら終わりや!」と


言い出した。もちろん人はそれぞれ


考え方はさまざまで、それは自由だけれど。


仏教では極楽と地獄や輪廻転生という


言葉もあるし、キリスト教には輪廻転生という


考えはないけれど、天の御国については


語られている。他の宗教はよくわからないけれど


それぞれの死生観というものがあると思う。


いつだったかカトリックのシスターが


「死んで、それで終わりということでは


ないと思うんです」とおっしゃっていたし


今年BSで観た番組では恐山の


お坊様が「死んで終わってしまうのではない」


とおっしゃっていた。


先日はお嬢さんを亡くされた風見しんごさんが


TVで「死んでそれで終わりではないと思うんです。


いつかまた娘に再会できる。そして再会した時に


パパ、よく頑張ったねと言ってもらいたい」と


いうような事を言っておられた。


子供を亡くした親は、子供が天国で平安に


過ごし、親たちと再会する時まで待っていてくれると


信じたいし、信じて生きて行く力にしていると思う。


父はもし、私が若くして死んでしまったとしても


「死んだら終わり。無。天国なんてありはしない」


と言うんだろうか・・・・


どうか、愛する息子を亡くした私に、


今日、その子の誕生日に


「天国も地獄も無い。死んだら終わり」


なんて言わないで欲しい。


とても悲しかった。

拓、26歳おめでとう。


拓の好きなキャロットケーキを焼いて


ろうそくを点けてお祝いしたよ。


ろうそくはお兄ちゃんが吹き消してくれたよ。


23歳の誕生日のおめでとうを聞かずに


天へ召された拓の誕生日、毎年


お父さんとお兄ちゃんとお母さんで


お祝いしてるよ。


ちゃんと拓の椅子に座って


いっしょにいるよね。


お母さんはいつか拓のいるところへ


行くその日まで拓の誕生日を祝い


拓の歳を数えて生きて行くよ。


26年前の今日のことは


昨日のことのように


憶えているのに


拓の身体に触れることができないのが


とても寂しい・・・


大丈夫だよ、お母さん、人前では


とても元気にしてるから。


みんな、もうすっかり立ち直って


元気になったと思ってる。


そのくらいの演技力はあるんだ。


だから・・ね


ここでだけは泣き虫の弱虫の


お母さんでいることを


許してね。


3年過ぎても、いまだに


「何で・・!?何で・・!?」


「拓、今帰って来たら


まだ浦島太郎じゃないよ。


拓の好きな歌や、映画や


お菓子や、何にも変わってないよ」


なんて思ったりしてる。


朝、起きたら隣に拓が眠ってて


「あ~長い嫌な夢見たなぁ」


ってことにならないかな・・・


なんて思う。


まだ、現実を完全には受け入れることが


できていないお母さんだけど


神様と拓の導きで


とても優しい人たちにめぐり会うことが


出来たよ。


明日も頑張って生きて行くね。