最近は健康に対して、だいぶ世間の認知も高まってきましたが、
意外と私たちはカラダというものに関して、多くの方が無頓着
に暮らしています。
だから、我々、医療従事者や治療家が存在している。
今回のシリーズでは、
「感性と心とカラダ」の相関性についてお話します(^ ^)
シリーズでお伝えしています！
前回までの記事はこちらからご覧ください。
【カラダの歪みと心】①〜②
http://ameblo.jp/tymtym777/theme1-10099980107.html
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人の行動の基本動作＜開閉＞ 〜 感性と心とカラダ③
前回、前後の動きというのは、
人の行動の基本という事をお話ししました。
もう一度、前後の動きを少し考えてみましょう。
人が行動する時は、何かしようとする要求が心に起こるから
行動するわけです。
行動要求という心が働いて、カラダが動きます。
そして、行動する時、カラダは必ず前後の動きを起こします。
つまり、前後の動きとは、人の行動要求と密接に関連した、
もっとも基本的な動きということになります。
次に、重要なのは・・・
開閉の動きです。
開閉の動きとは、文字通り、骨格が開いたり閉じたりする動きです。
骨格が開いたり、閉じたりするということは、
ちょっと不思議に思う方もいらっしゃると思いますが、
呼吸の動きを考えてみてください。
肋骨のところに手を当てて、大きく息を吸い込んでみてください！
肋骨が広がって、開いていくのがわかりますか？
息を吐くと、スーッと閉じていきますね。
開閉の動きというのは、この呼吸の動きが基本となっていきます。
呼吸と一緒に働くのは、肋骨ばかりではありません！！
骨盤なども呼吸と一緒に動くのです。
開閉の動きというのは、呼吸と一緒に、
自然のエネルギーをカラダの中に取り組むための動きなのです。
人間は生き物の中でも、
特別に自然の力も動かせると思いがちですが！！
人はやはり自然の中で生かされている生き物、つまり自然の一部なのです。
その証拠に空気という自然の大気、
自然のエネルギーを吸っていなければ生きて行くことが出来ない。
それを支えるのは、体構造的な動きでいうと「開閉」の動きなのです。
そして、もう一つ、カラダが大きく開閉する動きがあります。
それは「出産」です！！
出産の時、骨盤は大きく開く。骨盤が開かなければ、子供は生まれません。
開閉の動きというのは、
種族を保存する本能が支配する動きでもあるのです。
つまり、自然の中で人類という種族が、
生きて繁栄していく為に必要な動きなのです。
これに対し、「前後」の動きはもっと個人の動きです。
個を維持するのに必要な動きと考えられます。
カラダの動きにはそれぞれ意味がある！
そして、その動きを特徴的に強く持っている人がいる。
そうすると・・、その動きの持つ意味が、その人の性格や行動に
大きく影響してくるわけです。
またその逆に、その人の性格の特徴が、
カラダの動きを強調していくことさえもある。
カラダと心の動きには、そのような関係もあるのです！！！
〜〜 続く 〜〜
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