546粒目「夏に終わりにボヤいてみた」 | 砂のブログ

砂のブログ

「線は無数の点から成り、…」で始まるボルヘスの
“砂の本”の様に、始まりも無ければ終りも無い
日々の営みの中で感じたことや思いついたことなどを
つらつらと綴っていこうかなと、ね。

夏バテはしない人だし
食欲が減退することもない

けど、

貧血で


以前も書いたけど
世間的に
立ち眩みや
目眩のことを
貧血だと思ってる人が
多いけど
それは低血圧による症状で
貧血とは
全くの別物でさ

そう言えば
小学校の担任に

「直ぐに貧血を起こすなんてひ弱だな」

などと言われ
ま、その言い様も酷いけど
この一言で二重三重の
無知を晒してるわけでさ
こんなバカが教師とは
と、嘆かわしい思いをしたことも


血管が細いのに
代謝が良いので
油断すると
直ぐに熱中症になるし

寒いのは
着込めば何とかなるけど
暑いのは
裸以上は脱げないし
眼鏡をかけてると
汗だくになった時に
鬱陶しかったり
この世で唯一の恐怖
黒く憎い奴(G)や蚊も、


で、
夏は嫌い。


ものの好き嫌いは
人それぞれで
それについて自分は
とやかく言わないけどさ

夏が好きで
夏好き
夏の素晴らしさ
なんてのを、
推してくる奴とか
勿体無いとか
哀れんでくる奴には
夏の暑さ以上に
イラッとします。


暑さが苦手な人には
デブは別にしても
それなりの理由が
あったりもするわけで
事情も知らず軽口を叩くなっての


それに、高温多湿の
日本の夏は
暑いけど湿度の低い
カラッと爽やかな夏を知る
人によると
夏というかアジア特有の“夏期”

ま、夏に沖縄や
特に、飛騨高山へ行くと
湿度の有る無しは
ホント重要だなあ、と

建物の中に入ると涼しくて
エアコンなんて要らないから
そもそもお店に
そんなもの無いんだからさ

只、まあ
その代わり火事が起きやすいんだけど
それでも移住したい町の
一つです。




扠、

そんな夏の料理は
火を油を
使いたくないから
ついぞ簡単なものばかりに
なってしまいます。


万願寺とうがらし
は、以前
載せましたが

これは同じものだけど
商品名が“ししとう(大)”
何とも直球な名前で
しかも



これはどうだ、
もはや大きく細い
ピーマンとしか



豚肩の切り落としを、
ちょうど良い
大きさに切って
半分ほど火が通るくらいに
湯がいてサッと水洗いしておきます


そうすると、
余分な油が抜け
サッパリヘルシーで
短時間で味がしみやすくなり
柔らかく
炒めるだけよりも
歯応えが良くなる
と、

オリーブオイルで
ぶつ切りのししとう(大)を炒め
油がなじんだら
白ワインか日本酒をふり

湯がいた豚と
めんつゆにショウガのすりおろしを
溶いたものを加え
炒め併せ

味見をしながら
塩コショウで調え

赤唐辛子の酢漬けを加えて
軽く和えて



出来上がり。


温かい内に食べてもだけど
豚の油を落とし
酢漬けも加えてるので
冷めても美味しい。




そういや昨日
ツクツクボウシの初鳴きが

そろそろ
今夏も
終わりです。