534粒目「僕たちは指原莉乃について行けばいい」 | 砂のブログ

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「線は無数の点から成り、…」で始まるボルヘスの
“砂の本”の様に、始まりも無ければ終りも無い
日々の営みの中で感じたことや思いついたことなどを
つらつらと綴っていこうかなと、ね。

これで最後





前粒で、

指原莉乃さんの
最たる魅力は“謙虚”だと
述べました

今回の総選挙の
スピーチでは



おこがましいんですが
一つだけ、
お願いがあります

私も、この1位で3回目の
1位になります

どうか、どうか私を1位として
認めて下さい

~中略~

私の1位は当たり前じゃありません

私のファンの皆が
ムリにムリにムリを重ねて
頑張ってくれた
1位です

どうか、
私に心からの
おめでとうをお願いします。


と、

昨年のスピーチも
普段の言動も

彼女の、こういった
発言は“ネガティブ”と
捉えられがちですが



“謙虚”とは、

“虚”ろ故に
“謙”る (へりくだる)

虚ろとは
空ということで
つまり、

自身を無心とし
相手を慎み、敬い、控える、
という意で

“謙遜”の様に
「いやいや自分なんて」と
只、控え目であれば良いという
わけではなく

自身のこと
相手のこと
状況など様々なことを
よく理解していなければ
出来ないわけでさ

又、

謙という字には
満ち足りるという意味も
ありますので

無心にして謙ることに
二心があっても
いけません。


一方、ネガティブとは
“悲観的”な
“マイナス思考”のことで

なかなかどうして
自身では、どうにもならない
根っからの性格によること
ですので


自身を
よく知り
メンバーやファンや
スタッフへの
気配り気遣いができ
思い遣りがあり

状況を
把握し理解し考察し
その上で
言動を選択する
さっしーさんは“謙虚”以外の
何ものでもありません。




さっしーさんは、

よく他のアイドルが
将来は女優やモデルや声優に
なりたいといった

まるで、
その為の足掛かりに
その為の踏み台として
アイドルになった
アイドルをやっている
という風にもとられる発言は
しません。


勿論、
特に多感な時期に
将来の夢が移ろうことは
当たり前のことなんですが

はたから見れば
女優モデル声優に
なりたければ
その勉強をしっかりして
最初からそれを目指すのが
常道で正道じゃないの?

どうして寄り道してるの?
ホントに本気なの?

とも、言えてしまうわけで


アイドル好きで
アイドルになり、

女優モデル声優を目指す
きっかけ

というか、
大抵は錯覚だけどね

となる、
ビジュアルや
歌やダンスや演技など
アイドルとしての通常評価
以外で勝負する彼女は

それだけ、
アイドルという
仕事に誇りをもって
臨んでいる様に
思えるんですよね。


おでかけ!
で、村重杏奈さん
重ちゃんが
さっしーのファンは
もう、1つの宗教みたいだと

それに対して
さっしーさんは
ホントにカルト教団
とか、
(スキャンダルで)
ふるいにかけて
残った人達しかいないから

などと、
仰ってましたが


その“ふるい”
というのが重要で

例えば、
何かしらのスキャンダルを
起こしました

でも、

説明や
謝罪も無く
真偽を釈明すらせずに
スルーでは

ふるいにかけようが
というか、
かけられようが
ないでしょ?


スルーし無かったことに
することで
それを闇雲に信じ
清濁呑んで着いてきてくれる
人がいたとしても

まわりからすれば
何とも憐れでイタい集団
にしか見えないわけで

それ以上は、
そこに新たに加わろうって
人は増えません。

が、

認め、説明し、謝罪し、
“禊”を済ませた上で
ふるいにかけ残った者たちがいれば
人は、また集まってきます。




扠、

自身を、相手を
解っている、解ろうとし
気配りや気遣い、思い遣れる
ホントに謙虚な人は
他者から好かれますが

それには、
自身を
隠さず晒し
自然体で

ダメなとこは
ダメなまま
良いとこは
他者の判断に

偽らざる言葉と行動が
必然となり

それはそれで、
かなり大変です。


さっしーさんの場合、
意図したことか元来の性分か
それとも併せてのことか

マルチタレントでも
バラエティタレントでも
女優モデル声優志望の小娘でもない

自分なりの
人に夢を希望を勇気をという
アイドル“指原莉乃”を
さらけ出すとこに

多くの人が
強く惹かれるわけでさ

“現状”の
AKBグループの
誰にも、敵うわけが



奇しくも、
今回の選抜総選挙の
サブタイトルは

~僕たちは誰について行けばいい?~


そらもう、
ねえ?