529粒目「男女間の友情」 | 砂のブログ

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「線は無数の点から成り、…」で始まるボルヘスの
“砂の本”の様に、始まりも無ければ終りも無い
日々の営みの中で感じたことや思いついたことなどを
つらつらと綴っていこうかなと、ね。

男女の友情は成立
する?
しない?

色んな
議論討論が
昔からされてる
けれど


しませんよ?


いや、
そりゃあね

相手が
異性でも
同性でも
オカマさんでも

血縁
先輩後輩
上司部下
師弟

如何なる状況
どんな関係性にしても

友人は友人
友情は友情
なんですけど

男女間での
友情が成立する
している
と、
宣う人らの
色恋無し
利害無し
駆引き無し
清き麗しき
ピュアな友情は
成立しない

というか、
してないんですよ。




成立
する
している
という人らに
その理由を聴くと
ほとんどは
相手に対して

異性として
意識をしていない

だから、
成立
する
している
と、言います

が、

だからといって
相手は“同性”じゃあ
ないわけで

異性だけど
恋愛の“対象外”という
だけのことです。


つまり、一回

意識的にしろ
無意識にしろ

異性として
値踏みし査定をした
その結果の上に成り立って
いるわけで

友人関係を
築いてはいても

その土台には
生物として
決して抗うことの出来ない
種を遺す為の
交尾の相手として
相応かどうか
観察した記録が
埋まっている

ということです。


勿論、上述の様に

友情は友情
友人は友人
ですし

異性間での
友人や友情は
同性間での
それとは異なる
貴重な財産と
なり得ることでしょう
から、
大切にすべきですが

同性間での
友人や友情でさえ
その関係性が成立した
理由が在る様に

物事には
そうなる理由が
必ず在り

善い人“だけど”
男性としては
女性としては


男性としては
女性としては
とても魅力的“だけど”


などと、
とても分かりやすい
意識的な理由が
見当たらなくても

理由無き
現象は
原因無き
結果は
例え、
人の“心”においても
生じませんので

掘り下げ
掘り起こせば

その相手が
どうして異性の友人なのか?
の答えは必ず何処かに
埋まっていて

そしてそれは
生物である以上
どうにも避けられない
オスメスの“機微”による
ものに由縁しています。


それに
そもそもね、

相手が
自分のことを
どう思っているのか?
なんてのは
どうしたっても

当人しか
知る由も無く

こちらに
その気が無いこと
異性として魅力が無いこと
交尾の相手として


などを察し
我慢を自制をし
友人関係を選択せざる得ないことを
知らず知らず相手に強いた
一方的な
友人関係かも
知れないわけです。




では、
どうして
し得る筈の無いことを
する、
している、

と、言うのか?


“主張”と
いうものは

自身に“利”が有り
自身の“都合”の上に
在るものなので

友人を友情を失わない為に
相手に自身に周囲に対しての
体裁や取り繕いだったりも
しますし

今は友人だけど…
ストックとして…
などと淀んだ企みから
だったり

その相手以外の異性への
安心安全ですよ?
近寄ってごらん?
という“撒き餌”だったり

と、様々です。




扠、

別に
根掘り葉掘り
ひっくり返し
良好な友人関係を
悪化させることは無いけどさ

真実に目を背け
希望や願望で蓋をしていると
いざ、封が開いた時に
大変なことに
なったりもしますし

せっかくの友人友情を
失うことも


なんでね、

異性として
男性として
女性として
見ながらも
どうして
友人としての
関係性を選択したか?
を、
しっかり把握した上で

より良い
友人関係を友情を
築くことが
お互いの為にも
大事です。