514粒目 「ろくでなし子裁判 なんで世の中ゲスい奴ばかりかね?」 | 砂のブログ

砂のブログ

「線は無数の点から成り、…」で始まるボルヘスの
“砂の本”の様に、始まりも無ければ終りも無い
日々の営みの中で感じたことや思いついたことなどを
つらつらと綴っていこうかなと、ね。

漫画家の
ろくでなし子さん
本名、五十嵐恵(44)さんが

自身の女性器を
型取った石膏を「作品」として
アダルトショップで展示したり
立体模型を造る
3Dプリンター用データを
インターネット上で配布したり
したとして

“わいせつ電磁的記録等送信頒布罪”

などに問われ
罰金80万円の求刑をされている
裁判の判決が今日
東京地裁で言い渡されます。


注目は、
自身の女性器を型取った
「作品」などの
わいせつ性について
対立する
弁護側と検察側の
主張への地裁の判断です。


五十嵐被告は、

「性欲を刺激する為に
作品を作ったわけではない」
「私のアートはわいせつではない」

などと
反論、無罪を主張


検察側は、
問題の「作品」展示
について

「性器を公然に露出したことと同じ」

と、指摘し
わいせつ性を
巡る考え方が時代に因って
変化することは認めながらも
性器を形取る行為
については

「許容する風潮にない」

と、主張


「性器の鮮明な写真は
誰でも違法と気付く
それを立体化しただけだ」

とも。




扠、

地裁の裁判長が無能
でなければ
五十嵐被告は
おそらく罪に問われる
はずでさ

性欲を
刺激する溜めに
作品を作ったわけではない
私のアートはわいせつではない

って、
言い分は


じゃあ、何故
性欲を満たす為の商品を取り扱う
アダルトショップに
その「作品」とやらを
展示したのか?

「作品」展示の
然るべき場所が見つからず
妥協したのなら
「作品」とやらの
わいせつ性を自認していた
ことになり

アダルトショップが
どういうとこか
分からないはずはない
でしょうから

特に、考えは無かった
という言い訳は出来ません。


又、

エロか
そうでないか
性欲を
刺激されるか
されないか
は、
見る側の判断じゃん?

多くの人間が
それを“わいせつ”だと
判断したら
それは“わいせつ”
なんだよ。


そもそも、

男性なんてのは
自身の性的な
趣味嗜好に合う
女性の顔だけでも
自慰が可能な生き物
なわけで

例え、
趣味嗜好に
合致しなくとも
つまり、
性的に興味の無い
女性が相手でも
性器を
見せられ
誘われりゃあ
性欲を掻き立てられてしまう様
生物学的作りに
なっているわけだし

性欲過剰
というか思考がエロい
人間なんてのは
どんなとこからでも
どうとでもエロに結び付ける

わけだしね。


私の
アートは
と、言ってもさ

例えば
宮沢りえさんの
ヌード写真集「サンタフェ」
を、使って
自慰に耽った男性は
そらもう大勢いたことでしょう

けど反面、

綺麗だ
美しい
素晴らしい
と、
アート性を
認め評価した人は
もっと沢山いたわけで


“ろくでなし子”
というペンネームや

性欲を刺激する
ことが目的と捉えられても
致し方ない作風や
日頃の言動

アダルトショップへの展示

3Dプリンターで
復元可能なデータの配布
ってことは

復元した
それを使って
又は、
オナホールの様な
自慰用道具を作って

ということも、
容易く考慮できたわけで

無罪は
無理というか
罰せられるべき
だと、
思うんだけどね。




クリエイター
絵描き
という物作りの端くれとして
道理を重んじる者として
言わせてもらうと

彼女は「エロ」をテーマ
とした作品を
生み出すエンターテイナー
というよりかは

過剰に卑賤な
表現で
糧を獲ようとする
悪ふざけの過ぎた輩
にしか思えないし

今回の
裁判沙汰も

炎上商法と同じ様に
名を上げ
利を得る為
としか考えられず

判決が何れにしろ、
これをネタに一儲け
するんでしょうし


その金を
熊本地震の災害支援に
というなら
ともかくさあ

クソほどゲスい奴


ゲスさを
利用する輩に
ゲスいと言っても
誉め言葉なんでしょうが

だな、

と。