前粒の
続きを
少し、
…
普通、
自身が
死ぬのも
殺されるのも
嫌だし怖いし
大切な人が
死ぬのも
殺されるのも
なんですが
現実にしろ
お話にしろ
死んだら終わりなので
自身は別として
他者の死は
…
言っても生物は
食物連鎖や
生態系の中で
常に、
他者を殺し
他者に殺され
どんな種にも
生き
死なない
ことへの
権利などはなく
死なない為に生を求め続け
生きる為に死を回避し続ける
だけで、
人間にも
人としての感情に
相反しながらも
一個の生命体としての
自身の命>他者の命
という本能が有り
それが、
あらゆる困難を
乗り越える原動力にも
なっているので
…
全ての人が
とは、
言いませんけど
死んだ者の為にも
と、
何とか踏ん切りを付け
どうにかこうにか
切り替え乗り越える
ことが可能で
作品においての死は
+レイプ
+惨殺
など、
一個載っかった
酷いものでない限り
乗り越えるべき
乗り越え可能な困難
でしかなく
人生の終いまで
背負い抱え引き摺る
ような困難を
登場人物に用意する方が
効果的な場合がある
というわけです。
これまで観た
作品の中で
登場人物が背負わされる
死以外の困難で
最も、
自分的に
堪えたのは
「私の頭の中の消しゴム」
“내 머리 속의 지우개”
2004(韓)
出演/
チョン・ウソン
ソン・イェジン
で、
大切な人は
生きていて
自分のことを
想ってくれているのに
自分のことを
自分との思い出を
全て忘れられるというのは
相手に死なれるより
自身が殺されるより
…
もし、
自分であれば
忘れる方
忘れられる方
どちらの立場でも
耐えきれずに
自殺するか
相手を、又は
一緒に
…
かもな気が
いや、
それは今だから
そう思えることで
昔、
結婚も考えた彼女との
セックス中に
突然、
彼女に首を絞められ
今、凄く幸せだから
この先どうなるかを考えると怖い
だから、幸せなまま一緒に死のう?
と、
目から顔から
彼女が本気なのは
分かったし
その気持ちも痛いほど
分かるし
それも良いかな?
と、
思いつつも
怯んでしまって
…
今になって
もし、そうしてたら
例え、短くても
幸せな人生だった
のかな?なんて
少しだけ後悔したりして
ね。