今回はバイク以外の作業 | 退職してバイク電装屋

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自分のDUCATI SS900ieやKATANAⅢ型カタナのメンテ,お仕事のバイク電装作業中心のブログ。
バイクのほか車,家族,趣味のネタを掲載してます。

今回は仕事で使う(いや、店舗で使う)部分の作業です。

 

非常にお見苦しい画像が出てきますので、ご気分を害するかも

しれませんので、気になさる方は閲覧を中断して下さい。

 

何の作業かと言えば、トイレです。

 

水洗トイレの水を溜めるロータンクですが、ここ最近「チョロチョロ」と

音がしていて、

 

止まっている時もあるのですが、音がしている頻度が増えてきました。

 

「チョロチョロ」をバカにしてはいけません。

常時流れていると、結構な水道代になります。(;^_^A

 

以前の会社で、貯水槽ボールタップから「ポタポタ,チョロチョロ」状態

だったのは確認していましたが、少量だったので放置していたら、

 

満水警報が出てしまい、水を抜きに現場に行く事になったり、

夜間宿直で対応する羽目になったり、本当にバカにできません。

 

と~っても大きな水槽なのに ですよ。

 

で、わが店のトイレの件ですが、ユーツブを見ていたら、

「このボールタップはほとんどのタンクに取り付け可能で、取り付けも

簡単」とのアピール動画を観て、

 

良し付けてみるか! って事になりました。

 

SANEIボールタップ

SANEI社製の樹脂ボールタップ。

 

浮きの青い部分が、上下に動いてバルブをコントロールします。

普通の円弧を描くフロートとは、ちょっと構造が違う。

 

このボールタップのメリットは、水位調節がネジで簡単にできる

所でしょうか。

 

タンクタイプに合わせ

取り付ける前に、自分の所のタンクタイプに合わせ、

2つの部品の取り付け要否を判断をしなければなりません。

 

うちのは、手洗いのパイプと、便器に水を補水?する補助給水管と

言うパイプ両方を取り付けました。

 

フル実装。 (笑)

 

まず、今までのボールタップを外します。

(ここからの画像は閲覧注意)

 

給水配管根元に付いているバルブを、マイナスドライバーで締めて、

タンクレバーを少しだけ操作して、水がちゃんと止まっているのを

確認したら、バラし始めます。

 

今までのボールタップ

日頃掃除する機会の少ないタンク、カビが結構・・・

 

既に外されている状態ですが、手洗い用の配管を外します。

 

給水配管をモンキーで緩めて外し、給水配管横に付いているナットを

緩めれば、

 

外したボールタップ

ボールタップは外せます。 簡単。

 

取り外し中ロータンク

ボールタップが外れたタンク。 特になにもしません。

ヘタに綺麗にしようなどと考えると、とんでもない事が起きそうで・・・

 

新ボールタップ取り付け

新しいボールタップを取り付けます。

 

これも簡単。 今までの物が金属のナットで止まっていて、

モンキーが必要でしたが、

 

今回の物は樹脂のナットで、グっと押し込んで、手で締めれば良い

タイプなので、モンキーを使わなくても良し。

 

パッキンを新しくして(これも付属しています)、給水配管を接続。

(結局ここでモンキーは使うんだけどね)

 

次に、手洗い用の配管がしっかりタンク内を向いている事を確認したら、

 

停めていた元栓を開いて、水漏れが無い事を確認します。

 

次に水洗ハンドルをひねって、ボールタップがしっかり機能する事を

確認して、手洗い配管を接続して蓋をして終わりです。

 

この確認で、取説には「フロートレベルを調整」と書かれていたけど、

内容がどうしても理解できずにパスした。 (;^_^A

 

手洗い配管の上蓋に付けるネジ径も、3種類の太さに応じて

接続部材が用意してあります。

 

交換のために、別途用意する物は何も無し。

良く出来ています。

 

さあ、水漏れが無くなって、気持ちよく使えそうです。

 

 

 

 

 

おしまい