放置するにもほどがある | 退職してバイク電装屋

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ヤフオクでドゥカ君(SS900ie)の勉強材料に、ヤフオクでリヤサスを

購入しました。

 

なんと、購入したのは2020年3月!

 

 (2020/03)

スプリングをご近所ショップで外してもらい、掃除をして、、、

ダンパー着手前

何をしていたかと言うと、外せないガス室のフリーピストンをどうやって

外そうか思案しておりました。(笑)

 

ガス圧調整バルブ

ガス室の、

ガス圧バルブピストン

ガス調整バルブの付いたプラグを外すと、

フリーピストン

ガス室とオイル室の間に、フリーピストンが入っています。

 

ヤフオク出品者は、オイルを抜いた後に、何を血迷ったのか

このフリーピストンを奥まで入れてしまい、抜けなくなったので

格安(¥550)出品したみたいなんです。

 

コイツをどうやって抜くか考えている間に、なんと2年も掛かって

しまいました。(゚Д゚;)

 

ロッド部分をバラして、オーバーホールするのがセオリーなんでしょうが、ロッドandピストン部分を分解する事ができず!

 

なんて事をやっている内に、単に2年間忘れていたんですけどね。(笑)

 

最初、このフリーピストンに穴を空け、何か引掛けて引き抜こうか、

 

空けた穴からエアーを入れて、空気圧でフリーピストンを抜こうか、

等と考えておりました。

 

そうか、どうせエアーを入れるなら、オイルルートに穴を開けて、

そこからエアーを入れれば、フリーピストン抜けるね。

 

と、思い立つまで2年。(;´Д`)

 

オイルルート穴開け

赤矢印部分に3.5mmの穴を空けました。

 

エアーを入れて、

フリーピストン抜けた

フリーピストンが抜けました。

 

圧側ダンパーがガス室内に見え、クリップを外せれば、圧側オリフィスが外せそうなんですが、クリップを外せずに断念。

 

オイルルートの穴にタップを立て、4mmネジを打って、オイルをこぼれないレベルまで入れて、ストロークさせてエアー抜き。

 

今度は、オイルを足してフリーピストンを入れて、サスの角度を変えてさらにエアー抜きを繰り返し、

 

ほぼエアーが抜けただろうと思える段階まで来たら、サスを立て

エアー抜き穴ネジ

タップを切って取り付けたネジを外して、ここからエアーを抜いて、

オイルを入れる作業は終了です。

 

スプリングセット1

スプリングセット2

でも、スプリング無しで作動させてみると、横置き状態から取付状態の立てた状態にして作動させると、

 

1回目の動作ではすごく硬い。

 

少し動いた後に、手ごたえがある状態で、ダンパーとして動作します。

 

エアー抜きが不足していて、多分エアー噛みが生じているんだと

思います。

 

取付状態でずっと立てておけば、最初からダンパー動作するみたい

なんですけど。

 

エアーも噛んでるし、ドリルの穴開けやタップ立てのカスも

取れなかったし・・・

 

勉強材料を安く入手し、オイル交換はしてみたけど、今付いている

サスは、自分でO/Hするのは無理だと言う事が分かりました。

 

授業料はサス代(¥550+送料)とワコーズのオイル代(¥2800)で

収まったので、まずまずです。

 

スプリングの脱着は、いつものご近所ショップで無料。

 

今ドゥカ君に付いているサスをO/Hする話を、ご近所ショップさんと

話しをしていたら、「必要ならサスあげるヨ」と言われました。

 

嬉しい話ですが、リヤサス交換する機会は、多分来ない!

 

 

 

 

 

 

おしまい