前回掲載したZRX1100 メインハーネス交換の続きです。
前回書き忘れましたが、ライトスイッチをメインスイッチOFF前に操作しておかないと、次に点灯I出来ない理由は、元々の常時点灯の回路は、エンジン始動後にライトを自動点灯する役目を純正ECUがコントロールしていたのに、ECUをウオタニに換えて、自動点灯用のサイリスタ,リレーはそのまま流用していたのが原因の様です。
なので、面倒な該当回路は、ジョイントボックスの電源引き出しを変更することにより、ごく単純なライト回路に変更し解消しました。
さて続きの作業です。
メインハーネスは事前の構想通り別ルートと言う事で、フレームの右側の骨の下を通し、真ん中はアクセルワイヤーに明け渡しました。
これで点火系の配線接続も、スッキリと収まりました。
(上画像のウオタニコイルの右側)
とは言っても、あまりにも接続が多いので、養生材で巻く事ができません。
ファストン端子のカバーで守られているので、大丈夫だと思うのですが・・・
点火系のほかにも、ホーンやエンジン下にあるオイルプレッシャースイッチ,ニュートラルスイッチに行く配線は、ルートが狭く通すのに苦労しました。
配線をすべて接続し、バッテリーをただちに接続してしまうと、作業で短絡等があった時にヒューズを飛ばして面倒です。
なので、バッテリーの代わりに直流電源装置を接続し、電圧を12V、電流を1Aに設定しておきます。
これで回路に不具合になっても、電圧が自動的に低下するかカットされ、トラブル対応がし易くなります。
この段階で、メインスイッチを入れたとたん、大きめの電流が流れたので、回路を順次切り離しながら調べてゆくと、左ハンドルスイッチに不具合があるようです。
絶縁処理を追加するも解消せず。(x_x;)
ここはいじってないんだけどな~
よくよく調べるとトラブルではなく、ライトスイッチで点灯すると思っていたポジションランプの電流が、メインキーONとともに流れているだけでした。
時間損した。(;´▽`A``
新たに引き出したアクセサリー電源にETC他を接続し、バッテリーを元に戻して機能をすべて確認します。
各機能も正常。エンジンも問題無く掛かりました。v(^-^)v
これが取り外した後のメインハーネス。
画像を整理して、お客様への報告書を作成し、ここまで3日半でした。
ヤレヤレ。(;^_^A
おしまい