今回はカタナS3のマフラーサイレンサーサポートの作成です。
前回試作したサポートは残材利用で小さくて、サイレンサーの根元しか支持できなかったのでボツ! σ(^_^;)
サイレンサーの中央部分を支持するよう、長い物をアルミ材から作ります。
まず形取り。
上が厚紙で位置関係をとったもので、下がボツ品。
取り付け位置を合わせるとこんな感じ。
強度的には問題ないと思うんですが、取り付け位置にかかる曲げモーメントが厳しいように思えます。
使用するアルミ材はこちら。
前回、サッポロ二番さんのシフトペダルを作ったときの残材です。
これを使ってしまうので、サッポロ二番さんから別タイプの作成依頼が来ても、もう応じられません。
上のアルミ材を、いつものバンドソーで切り出しますが、前回帯鋸刃を折ってしまい在庫の鋸刃に取り替えましたが、この鋸刃、以前チタンパイプを切断した時のもので、全然切れません!!(T▽T;)
鋸刃を購入しなきゃ!!
今回は切れない鋸刃で無理やりアルミ材を切断(無理やり切っているので摩擦熱で火傷しそう)し、フライスで加工。
こちらが表面。
そして裏面。
角を丸めるのは、手持ちのフライスで出来ないので、店に持って行ってベルサンで削る予定です。
仮付けするとこんな感じ。
まずますです。
接続パイプを溶接付けしているので、スプリングフックの間隔が広がっています。
足りない分はステンレスの短芯線で作り、長さ不足分の足しにしました。
引く方向があまりよろしくありませんが、ま、大丈夫でしょう。(;^_^A
全体はこんな感じ。
位置はかなり中間寄りになりましたが、これ以上は無理でしょうね。
ガソリンが空なので、予備タンコック位置でガソリンスタンドに向かいつつ、試乗してみます。
ガス満タンで、ちょっと近所のコーナーを走ると、音は低くなったんですが、開けると結構音量は大きいような気が・・・
加工に時間が掛かったのでS3はしばらくぶりですが、慣れているせいかドゥカより操りやすい。
ドゥカに比べると加速も良いし、前傾,低姿勢の脅迫感も小さいので楽です。
ただし、ごく低速時を除けば! やっぱり重いです!(ノ◇≦。)
あと30kgぐらい軽けりゃな~ 言うことないんだけど。
このあと、アルミ材の角を取るため、もう1度外して加工をします。
おしまい