こんにちは。いつもありがとうございます。
商業出版エージェントの にのまえ遼です。
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今月の『無料出版企画書作りサポート』、残り1名様となっています。
『出版社のハートを射抜く企画書』シリーズを読んだけど…。
どうも上手く読者層を絞り込むことができない!
自分のメイン資源以外の資源を洗い出せない!
企画書全体をどう纏めたらいいのか分からない!
…という方は、是非、ご活用くださいませ。
お申し込みは、こちらから。
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え~っと…。
20年ぶりくらいに真面目に書くブログを再開したですが、ひとつの山場である『出版社のハートを射抜く企画書』シリーズ部分を書き終えて、ちょっとほっとしております。
ちょっと今回から、数回にわたり、この20年のネット業界と出版業界の関係性について、ざっくりになりますが、お話しさせていただきたいと思います。
たぶん、皆さんが商業出版をする参考になると思うので、少しだけお付き合いください。
今らか20数年前、メルマガブームがありました。
インターネットが普及していく中で、
メルマガで、自分の知識や技術、ノウハウや体験を発信する人が、どんどん出てきたのです。
それまで、何かを学ぶには、本を読むのが主流。
でも、出版をしている人は、世の中で凄い結果を出した人ばかりだったんですね。
確かに、凄く勉強にはなるけど…。
やっぱり凄い人なので、自分が同じことができると思えない…という負の側面も、正直あったと思います。
ところが、メルマガを出している人の主流は、自分と同じような立場の人たち。
別に、事業で大成功しているわけではない。
接客販売の仕事をしてて、接客で商品を売るノウハウは持っている。
それも、全国トップになれるレベルではなく、地域一番くらいになれるノウハウ。
そういう、自分と同じような立場だけど、
自分より少しだけ、何かに優れた部分を持っている人の話は、
多くの人に共感されたし、「これなら自分でもできる」と思われたのでしょう。
事実、メルマガの読者は急激に増えました。
そして、この頃、出版社も気が付いたんです。
誰もが凄いと思う実績を出している人の知識や技術、ノウハウや体験の本でなくても「売れるんだ!」と。
この頃から、全国トップのセールスマンや、上場企業の社長といった凄い肩書が無い人の本でも、出版されるようになったんですね。
私も当時、メルマガを発行していたのですが…。
メルマガで読者数が多い友人のところに、どんどん出版社からオファーがかかりました。
そして、ネットの世界だけでなく、世の中でもメジャーになっていったのです。
ただ…。
ビジネスになるところには、人が集まります。
それは、読者だけでなく…。
メルマガを発行する人も、
そして、メルマガ発行者をターゲットにビジネスをする人も。
そうすると、メルマガ登録者数を増やすサービスなどが出てきまして…。
結果、内容は薄っぺらいのに、登録者数だけが多いメルマガも増えちゃったんですね。
あっ。
誤解が無いように言っておきますと…。
登録者数を増やすサービスを活用することを否定しているわけはありません。
メルマガを使って、ビジネスの発展を考えている人にすれば、広告費のようなものですから。
ただ、問題は、内容が薄っぺらいのに、広告費をかけたことで、登録者数だけが多いメルマガが増えちゃったという現実なのです。
料理は美味しくないのに、広告力だけで集客すると…。
一時期、お客さんは増えても、結局、「あの店、美味しくないよね」という評価が広がってしまい、お店は衰退してしまいます。
マーケティングを学んでいる人なら分かると思うのですが、
商品力が低いと、どんなにマーケティングを駆使しても、中長期的に見ると、売れるお店や会社にはなれないのです。
で、ある時、出版業界が、このことに気が付いちゃったんです。
「この発行者、メルマガの登録者数は多いけど、内容は無いよね…」と。
それでどうなったのかというと、長くなってきたので、続きは次回にさせていただきますm(__)m
お楽しみに。
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