命婦の御許

(みょうぶのおとど、みょうぶのおもと)は、

平安時代の天皇一条天皇の飼い猫。

日本においてネコを愛玩動物として飼育していた例のうち、

名前を持つ特定の個体として記録が残る最古の例である。

「命婦」は従五位下以上の位階を有する女性であり、

「御許」は高貴な女性の敬称である

 

一条天皇

 

枕草子 

上にさぶらふ御猫は、かうぶり給はりて「命婦のおとど」とて、

いみじうをかしければ、かしづかせ給ふが、

端に出でて臥したるに、

乳母の馬の命婦、「あな、まさなや。入り給へ」と呼ぶに、

日の差し入りたるに眠りてゐたるを、おどかすとて、

「翁丸いづら。命婦のおとど食へ」といふに、

「まことか」とて、痴れものは走りかかりたれば、

おびえまどひて、御簾のうちに入りぬ。

現代語訳はGoogle先生に聞いてみてね

 

清少納言

 

一条天皇のペットの猫は猫ながら官位を持ってます

ゴイサギみたいなものです

ゴイサギは漢字で五位鷺、五位の官位を醍醐天皇からいただいています

 

紅雲庵の命婦はこちらです

竹置花入 松尾仰止斎在判 朱書きで銘もあるのですが

擦れて読みづらくなっており師匠に「命婦」と追銘をいただきました

虎猫の背中のような景色があります

 

 

花は猫柳と藪椿

 

薄板は丸香台 表千家では竹花入れには丸香台を敷きます

 

啐啄斎好下矢印

 

掻合塗もあります下矢印

 

 

裏千家では丸香台は竹花入のほかに楽の花入に使うと聞いています

お道具は流派によって使い方が違うのでお流儀に正しくと思われる方は

先生に伺ったりテキストを調べてから手に入れた方が良いですね

 

2月22日は猫の日でした

2月末まで三毛猫猫の道具で黒猫ねこまみれのしつらえで遊んでいます

紅雲庵茶友の皆さまラブラブラブラブラブラブ

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