久しぶりに【猫の日】のしつらえ

 

寄付 掛物 猫 岩淵芳華筆

 

岩淵芳華(1901-1956)いわぶち・ほうか
明治34年北蒲原郡豊浦町生まれ。名は完。県立新潟中学校を中退して画家を志し上京、はじめ松本楓湖に師事し、晃堂と号した。昭和元年に中国に渡り、昭和4年春に帰国した。翌年改めて蔦谷龍岬に師事し、号を芳華に改めた。また、昭和6年には山口蓬春にも師事した。昭和7年第13回帝展で初入選し、以後帝展、新文展、日展と官展に出品を続けた。昭和18年第6回文展で特選となり、昭和22年第3回日展で再び特選となった。昭和26年日本橋高島屋で個展を開催。昭和28年日展審査員をつとめた。昭和31年、55歳で死去した。

 

 

本席掛物 津田清楓

 

 

点前座は八景棚に安南写の水指で

「水指は?」と問われれば「あんにゃんでございます」

と答えます

 

 

香合 鰹節

皆さんが「何かの見立てでしょう」と仰いますが

 

 

本当に鰹節の香合を作った方がいらっしゃるんです

 

 

大樋ですね?

松雲窯?

えええっと 調べました

大樋松雲窯元二代泉喜仙作 です

 

金沢の茶道は加賀三代藩主微妙院前田利常卿の寛永二年京都より金森宗和の嫡子七之助氏を召抱へられ宗和流茶道の奨励によって始まる。
又五代藩主前田綱紀松雲公も裏千家仙叟宗室を寛文六年に招聘それと同時に美術工芸を益々奨励され京都より陶工を聘し金城の北端大樋に窯を築き名づけて大樋窯と称し愈々其の隆盛を見、宗和流十二世辰川宗弘宗匠の下に初代喜仙茶道を精進し松雲公の徳を偲び大樋の脇窯として是れを宗和流家元辰川宗弘宗匠松雲窯と銘ぜられ独自の技を加へ永年茶陶を焼成する所以であります。

 

 

 
乾漆の鰹節香合もありました(風炉用)下矢印

 

花入れは仰止斎宗古(松尾流六代)

銘 命婦 花 猫柳 椿

 

茶杓は銘 波斯猫掻き 

宗編流正殿庵伊藤宗和先生にいただきました

 

 

蓋置は猫が6匹連なった「六猫」むびゃう

 

 
茶道具で「尽くしはいけない」とよく言われます
尽くして良いのは桜だけ とも言われます
でも尽くしてこそ面白い取り合わせもあるのかなと
紅雲庵流笑える趣向でお楽しみいただきます
 
 
 

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