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食い尽くし系夫に悩まされるアラフィフ主婦のりんごと申します。
現在ハイエナとの結婚生活を振り返りながら書いています。
物価高でも安月給でも子どもが成長してきて食費が増えてもおかまいなしでひたすら食べつくすハイエナ夫に疲れたおばさんの備忘録です。
義両親の言われるがままにアパートを借りて入居して一緒に姑手作りのまずい引っ越しそばを食べた後に
「ムチュコはここでは暮らさない。寂しがり屋の妻を一人にはさせられないから。」
と宣言された私
今日からもう二人で暮らすつもりでいたのに待ったをかけられた私はやむを得ず実家に帰ると追い出されたのでハイエナに電話。
ハイエナは行き場のない私を迎えに来てくれてアパートまで送りここで暮らせばと私に鍵を渡すと姑の待つおうちへと帰っていった。
舅ががんだと分かったのは半年前ですでに骨に転移しており、予後数年だと言われていた。
愛する家族が突然のがん宣告をされたら、周りの家族はいたたまれないだろう。舅はまだ当時50代だった。家族仲は良く、ハイエナも姑も舅に頼り切っていた。
ハイエナと姑は、この頃は何が何でも舅を治そうとしていた。特に姑は舅命だったのでどんな手を使ってでも助けると使命感に燃えていた。
そんな二人は、ある病院を見つけた。
ステージ4でもう助からないと言われていた人たちが何人も完治したと宣伝されている病院だった。
二人はこの病院をすっかり信じ込んでしまい、嫌がる舅を無理やり説得して舅はそこへ治療を受けに行くことになった。
舅は自分がもうあまり長くないと知ってから急にハイエナに結婚をするように提案してきた。
予後数年と言われていたのですぐに亡くなるとは思っていなかったはず。
でも自分が生きているうちに息子を結婚させて孫の顔を見たいと思ったのだろう。
義両親は、ハイエナと私の仲を認めていないわけではなかった。
でも、私のことを家族としては認めてくれてはいなかった。
ある時車の保険のことで舅から話があった。
ハイエナと結婚するにあたって、ハイエナの車を私も運転するときがあるだろうから私が運転しても大丈夫な保険を知らないかと聞かれたのだ。
私は保険のことはよく知らないけれど、確か数年前に自分の車の保険を変えたときに、
「家族限定割引をつければ保険料が30%引きになりますよ」
と言われたことがある。
その時の私は、家族に自分の車を運転させるつもりはなかったのであまり話を聞いてなかったからよく分からないけど、
「それなら家族限定割引がありますよ。確かそれをつけると保険料が安くなるって聞きました」
と言うと
舅はなぜかご立腹
「そんなものよりも誰が運転しても出る保険があるからそれに変えなさい」
えっ、でもそれって確か高いですよね?
結婚していないのならまだしももう結婚して家族になったというのに何でまたそんなわざと高い方に入らせようとするんですか?
支払いはお宅のムチュコたんがされるんですが??
結局舅の言うがままに高い保険に入らされました
それともう一つ。
携帯電話の家族割についてです。
私はハイエナの携帯電話の家族割に入ろうとしました。その方がお得なのでね。でも結婚早々舅から保険の話で暗にお前は家族じゃないと言われたので舅の49日法要を過ぎてからハイエナの家族割に入ろうとすると・・・
それに姑が大反対
姑とハイエナだけの家族割の中に嫁が入ってきたら嫌だと言うのです。
何で私が知っているかって?
それは私が家族割に入りたいとハイエナに言ったら、ハイエナがママンにそのまま言ったんですね。で、ハイエナがそれをまた伝書鳩してきた、と
私も入ったほうが断然お得なのに、姑は「あなたは入らないほうがいいんじゃないかしら」とか言って私が家族割に入ることを拒むのです。まぁ、姑には黙って電話一本で入りましたけど
そのくせウェディングフォトの衣装選びと撮影と写真決めにはついてきて全部事細かく口出しされて決められましたけどね。そこに私の意思はなかったまあ姑がどうしても撮りたかっただけみたいだし。
後でハイエナに写真の私の顔のところだけくり抜かれてママンの顔が貼ってあるかもよと言われたときは笑えませんでしたが
ウェディングフォト撮影もすっごくやりづらかったです。
衣装選びの時も私が着替えるたびに姑はああだこうだとまるで自分のものを選んでいるかのように口を出してきたし、撮影するときもずっと見られていたから疲れました。
姑と舅に見られながらカメラマンから何度も笑えって言われて顔がひきつりました
まぁ、無理やり笑いましたが、舅の病気のこともあるのに笑えと言われても無理でした
そこには苦痛しかなかった
この家にとって嫁とは家族ではなく、ただの飾り。
癌治療に一丸となって取り組む家族の輪から外された新妻・・・。
それを放置して平気なハイエナ。
何だか空しくなっていると二時間後ぐらいにアパートのインターフォンが鳴った。
続く🎵