デートの約束と残業命令・・・どちらを優先？
こんばんは！ たく兄ぃです。
今朝の朝日新聞経済面より。
「新入社員『デートより残業』８３％」
日本生産性本部のこのアンケートは７２年（私の生年！）から続いているらしいのですが、８３％という数字は過去最高だそうです。「不況下で働き始めた新人たちがリストラへの不安を抱えながら仕事に取組む様子が浮かび上がった」とのこと。
今日は「突発的な残業命令」について考えてみますね。
まず、うちの職場に照らし合わせてみました。
うちでは、上司が残業を命令することはほとんどありません。仕事は「自分で創る」ものであり与えられるものではないから、というのが一番大きな理由です。
上司はテーマに対し到達レベルと期限のみ包括的に指示を出し、それをどのように進めていくかはスタッフに任せられています。（上司が何もしていないわけではありませんよ。もっと高度な仕事をしています。それについては別の機会に。）
だから、今日残業をするかしないかは自分で決めるのです。デートの約束が金曜日に入っているのであれば、絶対に金曜日５時に退社できるよう、週間計画を組みます。期限間近のトラブルがない限り、５時に帰れます。
年に数回、上司から直接業務の指示が出ることもあります。社内展示会の資料作成などです。それらにおいても、「明日までに作れ」などとその日の夕方に言われる事はありません。上司も展示会の内容の計画を立て、必要なときは数日以上前に指示を出します。ですから、当日に残業を命令する、しかもそれが頻発する上司というのは、マネジメント能力に欠けているといわざるを得ません。
そんなわけでうちの場合、デートのキャンセル理由に「上司に残業を命令されたから」というのはほとんどありません。
さて、社内を見渡してみると、工場付きのエンジニアの場合、設備トラブルなどで突発的に残業が発生することはあるようです。その場合は仕方がないですね。一刻も早く生産を再開しなければ多額の損害を出すことになるからです。それを解決するのが本来的にその人の業務ですから。
でもトラブルなのでいつ帰れるかも分かりません。レストランの予約もキャンセルするしかないでしょう。彼女（彼氏）への言い訳は「設備が故障して、自分が何とかしないと会社に何億の損害が出るから」。それならば彼女（彼氏）もきっと分かってくれるでしょう。（え？ 甘い？ これについては【番外編】でいずれ議論しましょう）
まとめると、私の周りではあまり上司から残業命令はありません。あるとすれば、上司自身のマネジメントがうまくいかず突発的に部下に「お願い」する場合だけです。上司も人間ですから、いくら優秀でも完璧なマネジメントができる人はいません。たまにはこういうこともあります。でも「命令」ではなく、あくまでも「お願い」です。
自分が上司になった場合にマネジメント能力に欠けていると、部下にしょっちゅう突発残業を強要してしまうことにつながります。そんな上司にならないためにも、若手のうちにマネジメント能力を身につけていかなくてはなりません。まずは自己マネジメント。そこから影響範囲を広げていきます。たく兄ぃの仕事術でこれからその基本を身につけていきましょう。１年目は、最低でも短期進捗管理型ＰＤＣＡを回せるようにしてくださいね。
（記事はこちら→始めてみよう！ＰＤＣＡ １日単位のＰＤＣＡ ）
実践していますか？
皆さんの職場ではいかがでしょうか。上司からの突発的な残業指示は多いでしょうか。そんな上司は反面教師にして、自分のマネジメント能力を磨いていきましょう。
突発残業指示を極力回避する方法を一つ。
うちの職場では昼礼で今日のタスクをみんなに公開しますが、デートや通院などで早く帰る場合はその時に私用で早く帰ることを宣言します。上司に「今日は残業できません」とあらかじめ伝えておくのです。
（と言っても、うちの場合は上司からの残業命令はありませんから、その回避が目的ではなくて、「この時間以降私は居ませんから私に用事がある人はそれまでに済ませてくださいね」と宣言しているわけです。）
昼礼や朝礼などがない職場の場合は、今日は早く帰ることを上司を含めて周りにあらかじめ伝えておいた方がいいでしょう。そんな場合にも、日頃のコミュニケーションは重要になってきますね。コミュニケーションについては、また別の機会に。
いかがでしたか？ 彼女（彼氏）を当日悲しませないために日頃から『回避能力』を、そして将来上司になったときに部下に無能と言われないために『マネジメント能力』を身につけていかなくてはいけないことが分かりましたね。
よく分かった！ という方は、下のボタンどちらかお好きな方を押したあと、ＰＤＣＡの記事に今すぐ飛んでくださいね！
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「新入社員『デートより残業』８３％」
日本生産性本部のこのアンケートは７２年（私の生年！）から続いているらしいのですが、８３％という数字は過去最高だそうです。「不況下で働き始めた新人たちがリストラへの不安を抱えながら仕事に取組む様子が浮かび上がった」とのこと。
今日は「突発的な残業命令」について考えてみますね。
まず、うちの職場に照らし合わせてみました。
うちでは、上司が残業を命令することはほとんどありません。仕事は「自分で創る」ものであり与えられるものではないから、というのが一番大きな理由です。
上司はテーマに対し到達レベルと期限のみ包括的に指示を出し、それをどのように進めていくかはスタッフに任せられています。（上司が何もしていないわけではありませんよ。もっと高度な仕事をしています。それについては別の機会に。）
だから、今日残業をするかしないかは自分で決めるのです。デートの約束が金曜日に入っているのであれば、絶対に金曜日５時に退社できるよう、週間計画を組みます。期限間近のトラブルがない限り、５時に帰れます。
年に数回、上司から直接業務の指示が出ることもあります。社内展示会の資料作成などです。それらにおいても、「明日までに作れ」などとその日の夕方に言われる事はありません。上司も展示会の内容の計画を立て、必要なときは数日以上前に指示を出します。ですから、当日に残業を命令する、しかもそれが頻発する上司というのは、マネジメント能力に欠けているといわざるを得ません。
そんなわけでうちの場合、デートのキャンセル理由に「上司に残業を命令されたから」というのはほとんどありません。
さて、社内を見渡してみると、工場付きのエンジニアの場合、設備トラブルなどで突発的に残業が発生することはあるようです。その場合は仕方がないですね。一刻も早く生産を再開しなければ多額の損害を出すことになるからです。それを解決するのが本来的にその人の業務ですから。
でもトラブルなのでいつ帰れるかも分かりません。レストランの予約もキャンセルするしかないでしょう。彼女（彼氏）への言い訳は「設備が故障して、自分が何とかしないと会社に何億の損害が出るから」。それならば彼女（彼氏）もきっと分かってくれるでしょう。（え？ 甘い？ これについては【番外編】でいずれ議論しましょう）
まとめると、私の周りではあまり上司から残業命令はありません。あるとすれば、上司自身のマネジメントがうまくいかず突発的に部下に「お願い」する場合だけです。上司も人間ですから、いくら優秀でも完璧なマネジメントができる人はいません。たまにはこういうこともあります。でも「命令」ではなく、あくまでも「お願い」です。
自分が上司になった場合にマネジメント能力に欠けていると、部下にしょっちゅう突発残業を強要してしまうことにつながります。そんな上司にならないためにも、若手のうちにマネジメント能力を身につけていかなくてはなりません。まずは自己マネジメント。そこから影響範囲を広げていきます。たく兄ぃの仕事術でこれからその基本を身につけていきましょう。１年目は、最低でも短期進捗管理型ＰＤＣＡを回せるようにしてくださいね。
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実践していますか？
皆さんの職場ではいかがでしょうか。上司からの突発的な残業指示は多いでしょうか。そんな上司は反面教師にして、自分のマネジメント能力を磨いていきましょう。
突発残業指示を極力回避する方法を一つ。
うちの職場では昼礼で今日のタスクをみんなに公開しますが、デートや通院などで早く帰る場合はその時に私用で早く帰ることを宣言します。上司に「今日は残業できません」とあらかじめ伝えておくのです。
（と言っても、うちの場合は上司からの残業命令はありませんから、その回避が目的ではなくて、「この時間以降私は居ませんから私に用事がある人はそれまでに済ませてくださいね」と宣言しているわけです。）
昼礼や朝礼などがない職場の場合は、今日は早く帰ることを上司を含めて周りにあらかじめ伝えておいた方がいいでしょう。そんな場合にも、日頃のコミュニケーションは重要になってきますね。コミュニケーションについては、また別の機会に。
いかがでしたか？ 彼女（彼氏）を当日悲しませないために日頃から『回避能力』を、そして将来上司になったときに部下に無能と言われないために『マネジメント能力』を身につけていかなくてはいけないことが分かりましたね。
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