皆様、お久しぶりです。
読み手がしんどい夫です。
映像と大工仕事がメインだった書斎が、ここ数ヵ月でこんなことになってます。
はい、ボイラー室は現在、ただの レザー工房 です。
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昨年10月、元祖レザーおしりふきカバーで勢いに乗り
1月のライブイベントで物販などを開いたりしているうちに、
気が付いたらミシンや手縫いや革染めの道具が次々に揃ってしまいました・・・
既に作った作品も50点を超えました。
今月、革専用に購入したアイロンも届きますw
↑ これ、現在大人気のレトロアイロン。シンプルイズベスト。
このブログの愛読者様はご存知かと思いますが、
木工、金工、電気工事、塗装、タイル施工などの工具はかなり持っています。
(というか、いつの間にか揃ってしまいました)
そこに革細工の工具が参加したもんだから、
もう書斎(ボイラー室)は、何工房だかわからん状態です。
かと言って、趣味程度なのにレザー専用ミシンとかはやっぱり高価じゃないですか。
でも欲しいじゃないですか、レザークラフト専用ミシンを。
更に、やっぱ部屋と調和するようビジュアルにはこだわりたいじゃないですか。
そんな都合の良いものはないので、無理矢理何とかするのが俺じゃないですか。
そこで購入したのが、このミシンです。
もう、何というかね、特にレザー専用ミシンとかじゃないんですけどね。
この武骨な 鉄の塊 に完全にやられましたね。
この価格なら手が届く!と速攻 「ポチッ」 とクリックですわ。
直線専用 という男らしさにも惚れたね。
パワーも自宅にある、もう一台のミシンよりある。
ホラ、こことかさぁ、古いバイクを手にした萌え感と一緒よ。
マシンオイルの香りがほんのりとしてね。
で、肝心の性能なんですが、家庭用ミシンで縫える革としては、
1㎜~2mm厚くらいまでの革を4枚くらいまでと思った方が良いです。
しかも、これから書くちょっとした工夫で、かなり縫えることを知りました。
レザー縫いで一番困ることは、
・革の摩擦で押さえが滑らないこと
・革の硬さで針がしなってしまい、曲がる、もしくは折れること
なんですね。
まず、滑らない押さえの問題はテフロン押さえで一発解決。
次に、針の問題。
先端がナイフ状のレザー専用針もあるんですが、これも結構簡単に曲がってしまう。
そこで、レザー専用針よりおススメなのが、とにかく硬い針。
家庭用ミシン針で最強硬度を誇ると思われるのがこちら。
チタンコーティング針 HA×1 14PD または 16PD
通常の家庭用ミシン針、HA×1シリーズの2~4倍の硬度。
この針にしてから、1回も折れてません!曲がってません!
しかも、チタンの特性上、糊などの摩擦の原因となるものが付着しにくい!!
素晴らしい!!
更に、こちらを使って台や押さえが更によく滑る。
要は送りがしっかり革をキャッチして、それ以外の部分は滑るほど良い。
おそらく、これらの組み合わせが、レザー縫いを最安でできる方法じゃないかな。
逆にこれ以上の厚縫いは、手縫いするべき。
家庭用ミシンで縫えないほど厚い革は、縫った後裏返すこともできない。
縫い目を見せることになるのだから、手縫いでいいなと。
レザーを家庭用ミシンで縫う工夫はこれだけ。
これだけで縫えちゃいます。ある程度は。
レザーは1枚1枚表情が違うので、同じものができないところが良い。
ひとつひとつがオーダーメイドのようにも感じます。
是非やってみてください!
自分でやる自信のない方は、
是非ご注文くださいwww