スピードメーターはリビルドせず新品に交換する。
2006年に生産が終了したZEPHYR750。(RS共通部品)
KAWASAKIから新品のメーター部品が出るうちはリビルドではなく交換したい。
『“コンスタントにある一定数の注文”があると、メーカーはとっくの昔にカタログ落ちした車両の部品でも作り続ける』といったウワサがある・・・。(メーカーはそんな甘くは無い!)
旧走行距離:27263Km
ロアカバーと共に塗装する。(ZEPHYR750と同時に)
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右:ZEPHYR750 左:ZEPHYR750RS (共にリング残しです)
総走行距離・総積算距離・累計走行距離・オド・etc・・・。
呼び方は複数ある。
平成のいつ頃からか、車検を受ける度に車検証備考欄に記載されるようになった。
だが逆輸入車は積算計が何キロを表示していても1発目の国内新規登録時には記載されない。
検査官に聞いたところ、
「まだ日本国内で走行していないから!ここには日本国内で走行した距離が記載される!」
とのことだが・・・。
既に40000Kmの表示がなされている車両だと、まったく乗らなくても次回の車検時にイキナリ40000Kmと備考欄に記載される。日本で走っていなくとも・・・。
実は最近この事を私は知った。
もう少し早く知りたかった・・・。
というのも、随分前に“GS400+原付2台=計3人”の若者が来店した。
接客をしてみるとGSは20代後半で原付の2人は10代後半、どうやら“原付2人の中型車両を探しに来店”したようだ。
原付の若者の1人が車両見て、
「12年前のバイクって普通に乗れるんですか!?大丈夫なんですか!?」
と尋ねてきたので、
「大丈夫だよ。しっかり整備もするし、安心して」
と答えた。
喰い気味にGSの先輩が
「俺のなんか何年前のバイクだと思ってんだよ!見てみろ!絶好調だろ!!買ってから故障も無いしトラブルも無い!オイルも全く漏れていない!」
と、訳のわからないカットIN(私に自身のGSを触れて欲しいのか?)をしてきたが、“そんなもんウチの店に来る前に済ましておけ!”と思ったのでスルー
すると矢継ぎ早に若者が、
「7000Kmも走ってて、このバイクは大丈夫なんですか?」
と尋ねてきたので、
「全然大丈夫だよ。ウチのスタッフのバイクはメーター2周して20万キロに到達しているんだけど、それでもまだ乗れている。それにバイクを買って乗ってみればわかるけど、意外にバイクは乗れないし乗らないんだよ。今は車検証の備考欄に走行距離が記載されるので車検を取った人のを見て調べてみると、普通の人が2年間で約4000Km、よく乗る人で2年で8000Kmぐらいだよ。まぁ中には1年間で10000Km乗る兵(つわもの)もいるけどね!」
と答えた。
すると、またも喰い気味にGS野郎が
「まぁ普通のヤツはそんなモンだな!俺クラスで年間1万キロだ!!」
と、得意気に言い放った。(「へぇ~!スゲー!!」と羨望の眼差しの若者2人)
“會仕様のGSに會風の風貌”から私は「いや、年間1万キロは無理でしょう!?」と言ってしまった。
「ホントだよ!車検証見る?!」とGS野郎は車検証を持って来た。
備考欄には38000Kmの記載があった。(日付的に名義変更はされていなかった)
「ほ・ほんとだ・・・疑ってゴメンね・・・」
と謝った。
それからのGS野郎のイキリ方(かた)はハンパではなかったが、私は素直に聞き入れるしかなかった・・・。
もう1度逢えないかな・・・。
ZEPHYR 400 750 1100 ゼファー 400 750 1100 400 750 1100 レストア Z2仕様 ZⅡ仕様 メーターリビルド メーター交換 メーター塗装 リング残し Z2みたい 240Km