台湾映画「海角七号」とデジャヴ

お久しぶりです。

「海角七号」という映画、数年前に台湾では大ヒットしたんですが、
台湾でなぜ受けたのか、日本で興行的に成功しなかったのか、ということは
受け止め方が一様ではないと思われます。

私にとっては台湾の地はデジャヴの地かな？
先祖が住んでいたらしいし、遺伝子の目に見えない記憶が
日本から台湾に呼んでくれたんでしょうね。

台湾のみなさんが日本語を勉強したり、この映画がヒットしたのも
目に見えない記憶によるデジャヴ？

東日本大震災その２

既にニュースでもご存知の通り、台湾のチャリティー番組で、
７億8800万台湾ドル（約 21億5000万円）の義援金が寄せられたとのこと。
本当に台湾の皆さん、ありがとうございます。
8年間住んでいる台湾の方々の本当の暖かさ・優しさ・人類愛を改めて感じ入り、
頭が下がるばかりです。

1週間以上も続く避難所生活の方、家の中も外も大変な状況ですが、
日本の一番大変な状況にある方々の毅然とした振る舞いに、逆に
今、恵まれた環境にある私たちが勇気付けられ、命の尊さ、
感謝のおもい、いろんな事を教えていただいているような気がしてなりません。
重ねて　心より　お見舞い申し上げます。

東日本大震災

交通マヒ、電気、電話などライフラインもままならない情況が続いて、
特に避難所生活の方々、救助を待ち続けていらっしゃる方をはじめ
日本の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災れた方々へは本当に何と申し上げてよいのか、言葉に詰まり、台湾から
テレビの映像を見ると涙が止まらなくなります。

今回の災害のニュースをご覧になった台湾の皆さんから、
次々と安否を気遣うご連絡や金品による支援の申し出がありました。

皆さんからのメッセージは
「こんな大変な情況だったら、きっと台湾では大騒ぎなのに、
冷静で子供たちまでちゃんと整列して、配給の御握りを1個ずつもらう姿に感動しました。
どこであんな礼儀正しさを子供に教えることができるんですか？」
「テレビを見るたび涙が止まらなくなります。大好きな日本に絶対立ち直っていただきたい」
といった声です。

マンションの管理事務所の方や 1年近くお見かけしなかった方々、同じ棟に住んでいる方々、
職場で出会う方から「何かできることはありませんか？」と義捐金を預けてくださったり、
「食料品を送りたいがどこへ送ればよいか」等と言われています。
知り合いの業者さんは自ら声を掛けて募金を集めてくださっています。

そんな中で日曜日3月13日「地球環境＝人間環境」と題した内容で今、私たちが
できることをやらせていただこう、という趣旨から「ありがとう運動」を台湾の
みなさんと私ども家族で行らせていただきました。
中にはちょうど日本へ行く予定だったが地震のニュースでキャンセルして台湾で
観光中というアメリカ人も参加してくださいました。

今回のことで改めて、皆さんの暖かさを感じさせて頂いています。
日本の私たちが思っている以上に世界の皆さんからの協力を頂いたり
暖かいメッセージを頂いて本当にありがとうございます。