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台湾生活日本語

台湾で生活を始めて11年。
日本に生まれ、そして台湾で生活して よかった。
離れてみて わかる日本の良さ
住んでみて わかる台湾の素晴らしさ

台北の議場占拠が話題になりました。

台湾が中国と調印した「サービス貿易協定」の承認に反対する学生らが台北市の立法院(国会)議場を占拠して6日目の23日夜、学生らのうち約1000人が立法院から数百メートル北にある行政院(内閣)庁舎に、バリケードと警官隊の警戒網を破り突入。行政院長(首相)執務室などに侵入した模様だ。…

台湾側は通信、病院、旅行、運輸、金融などの市場を、中国資本に対し条件付きで開放する。

となっております。

問題の核心は何? なぜ学生がここまで熱くなるのか?

台湾一般民衆の不安とは
中国の巨大資本によって 台湾経済の生命線とも言える最先端テクノロジーや
人材までもが一気に中国へ吸収され、呑み込まれていく。
台湾のあらゆる産業が空洞化し、学生のみなさんの就職難に更に拍車がかかってしまうのでは
ということへの危惧。

おそらく他にも 密室で決定されたことへの不満、疑心暗鬼など諸々の利害が絡むことに
納得できない等 あるのかと思います。

ウクライナの問題も 台湾問題も 全世界で 私たち日本人が詳しくは背景を知り得なかった脆く崩れ易いバランスの上に成り立っていた秩序が今まさに確実に浸食されていくが如く崩壊に向かい、平和が 笑顔が 失われてしまうかもしれない情況に危機を感じた人が多くいらっしゃる。

今回のような暴力的行為では解決しませんが、人間同士 まっすぐ 向き合って 堂々と公開討論でそして自力で本物の繁栄を確保していただきたいものです。
今日は台湾のみなさんにプロポーズの言葉

10代から60代まで 老若男女8名の方々に
数年前、数十年前を思い出していただいて
未婚の方には 結婚観をうかがってみました。ヘ(゚∀゚*)ノ

成行きで結婚しちゃった…等の中でなんと
「さっさと(赶快)」と言ったという男性が…(ノ゚ο゚)ノ

8年も付き合って 早く決断しなきゃ ズルズルと…
結婚できないじゃん というのが理由。男らしい押しの
利いた言葉もあるもんだ…と暫し感心。ハート

軽いノリでは言えない 一世一代の大博打の言葉。

でもシンプルに気持ちが伝われば よし と思う私です。ニコニコ
台湾では 話題の映画「KANO」2/28に家族で見てきました。
日本でも既に公開されてるという噂も舞い込んでまいりました。
(≡^∇^≡)

時は1931年。対外試合で一勝もできなかった嘉義農林工業高校野球部に
永瀬正敏さん演じる熱血漢・近藤兵太郎氏が監督に就任。かお

人の良い純朴な台湾の子たちがメキメキ上手になり、
やがて甲子園に出場するまでになる。実話に基づいており、甲子園準優勝を
果たすわけですが、何とも 惜しい。(内容は映画でご覧になられてください)

烏山頭ダムの建設に尽力した八田與一氏役に大沢たかおさんが扮しており、
球児たちの活躍と時を同じくして悲願のダムも完成、嘉南平野が潤い始める
シーンが出てくる。

日本人に偏見を持つ方からすると このシーンが あまりお好きではないらしい
のですが、日本と台湾がパートナーとして歩める証がこの映画には散りばめ
られているようで良いですね。

純粋に民族を越え、同じ目線でともに汗を流し、理屈を越えて楽しめる。
不可能を可能に変えていける純粋な人間の本来持つ力って素晴らしい
と単純に思う私です。