おはこんばんちは~
今日のNetflixは、
「2人のローマ教皇」(The Two Popes 2019年)
公開当時結構話題になった作品で、Netflixで配信された時も注目作品だったんですよね。
配信されてからしばらくたつのですが、
知りつつも何故か食指が動かず、観ていませんでした。
今回、次に観るのが見つからなかったのでおもむろに観始めたのですが、
面白~い…
なんで今まで観なかったのかしら^^;
2005年アルゼンチンのホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(ジョナサン・プライス)は街頭で説教をしています。
彼の話は人々の心を打ち、尊敬も集めていました。
そこに教皇のヨハネ・パウロ2世が亡くなったという知らせが入ります。
バチカンでは次期教皇を選ぶ選挙、コンクラーベが始まりました。
ドイツのヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿(アンソニー・ホプキンス)とベルゴリオ枢機卿が有力候補となりましたが、
結局ラッツィンガー枢機卿が教皇に選ばれ、ベネディクト16世になります。
保守的なラッツィンガーが教皇に選ばれたことで、革新的な思想を持つベルゴリオは枢機卿を引退して一介の司祭に戻ろうと思うようになりました。
2012年内部文書の漏洩、司祭による性的虐待の隠蔽などバチカンは大きく揺れていました。
引退の許可をもらおうと教皇に手紙を書いていたベルゴリオでしたが、
なかなか返事がもらえないので直接教皇に辞表を渡そうと航空券を買いました。
するとそこへ、教皇から会いたいという手紙がきました。
そこで、ベルゴリオはローマに行くと、迎えが居て教皇の居る別荘に案内されます。
そして、庭を歩きながら、互いの考え方の相違について話し合いますが、全く意見が会わず、そのまま別れます。
別々に食事をした後、案内された食後の部屋でベルゴリオが大好きなサッカーの試合を
観ていると教皇が入ってきて雑談を始めます。
辞表を渡そうとしますが、受け取らず、そのたびにはぐらかされます。
しかし、ベルゴリオが司祭になる召しを受けたいきさつをはなしたり、教皇が好きだというピアノを弾いたりと、少しづつ打ち解けてきます。
教皇が急にバチカンに戻る用が出来、ベルゴリオも一緒にローマに行きます。
次の日、ベルゴリオが待つように言われたのは公開時間前の誰もいないシスティーナ礼拝堂(これは素敵)でした。
ここで、ベネディクトは自分は退位するので、その後、教皇になるようにと言います。しかし、ベルゴリオは自分はふさわしくないと頑なに拒みます。
それは、アルゼンチンの汚い戦争(「ペンギン・レッスン」にも出てきた、軍事政権による反政府への抑圧)の最中、多くの聖職者が弾圧を受ける中、十分なことができなかった、と言う事でした。
ベネディクトは、スキャンダルの際に自分の取った行動をベルゴリオに告解(罪の告白)をし、赦しの秘蹟を与えてもらいます。
一番好きだったシーンかも。
リタイアしたベネディクトと、教皇フランシスコになったベルゴリオがTVでワールドカップのドイツ対アルゼンチンのサッカーの決勝戦を観るシーンで終わります。
映像は検索サイトからお借りしました。
2人の会話がほとんどなので、おじいさん達のアップのシーンが結構続きます(笑)
史実に基づいていますが、ベネディクトがベルゴリオに辞任の話をしたという事実と、2人でワールドカップを見たという事実もないそうで、
実は良いシーンはほとんどフィクションみたいです。
とにかくこれは、ストーリーもさることながら実際に2人の名優のしぐさを見、会話の一言一言を聞くしかないです。
ジョナサン・プライス、名前は記憶にありましたが、これという映画は浮かんでこなかった方。ものすごく良かったです。枢機卿姿もすごく板についていて。
また観返すかもしれません。
かなりお勧めです。
蛇足:映画を観た後、教皇フランシスってまだご存命なの?と調べてみたら、去年4月に亡くなられていたんですね。
新しい教皇は初のアメリカ出身のレオ14世だそうです。これは知っておいて良かったかも。