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〜力を抜いて生きていく〜

51歳主婦の詩集✎
*2014年脊椎関節炎&軽症線維筋痛症発症2017年寛解
*2023年春再発→痛み広がり1度目より重い症状に。いつか今より元気になりこの宿命の答えを見つける日がくると信じ每日精一杯生きてます。様々な愛の形を詩にしています。拙い詩集ですがご覧ください✎


12月のバルコニー





季節は12月。

近頃空気がひときわ冷たい。



帰り際、

キミに聞きそびれたことを思い出して

私は慌てて玄関先を飛び出した。



間に合った。

キミはまだ駐車場にいて

私は2階のバルコニーから

キミの名前を呼んだ。


耳にはイヤホン。

——気づかないかな?




サーモンピンクの外壁をつたう
白い手すりに手を添えて

すこし身を乗り出すように

もう一度キミの名前を呼んだ。


冬の風がすぅっと流れて

わたしの黒髪をやさしく揺らす。



もう一度名前を呼んだその時、

キミは気づいてくれて


耳元の

イヤホンを外しながら

ゆっくりと顔を上げた。


見上げるキミと

見下ろすわたし。


その一瞬だけ

時間がスローモーションになる。







私が伝言を伝えると

キミは一瞬だけ考えて

すぐ回答してくれた。



「引き止めてごめんね。

わかった、ありがとう」



わたしはやわらかく手を振って見送る。

キミはまたイヤホンを耳に戻し

自転車をまたいで颯爽と去っていく。




──見送ったあと、
胸の奥に、不思議な空気が残った。



遠くで目が合ったあの瞬間、

時間がゆっくり流れたように感じたのは


この一年、

私の痛みに

逃げずに寄り添ってくれたキミへの

深い感謝があふれたのかもしれない。



年末になれば、
あの日から、ちょうど一年。

未来手帳には

“キミと風通しの良い関係が続く”

と記してあった。

ほんとうに、その通りになっている。



今月は感謝の思いを
小さなサプライズに変えて届けよう。


それだけで

世界が優しく感じられる。


キミに負担にならないように。

そして、私自身も呼吸しやすいやり方で。


きっと、

いい時間が過ごせるに違いない。


今の私にもできる

今年最後の小さなサプライズ。


それはもう

頭の中で
小さく準備を始めている。


※私two-miracleの綴る詩は

わたしの心の内や創作の中に
同時に存在する、いくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の記憶として
心を込めて紡いだものです。


この詩に触れた方が
それぞれの心にある愛の記憶と
静かに響き合えますように。



〜おまけ〜

12月に入りました雪の結晶

我が家も

さりげない装飾で

クリスマス気分を味わっています。


🎄玄関先のウェルカムプレート





🎄玄関ドアのリース







🎄クリスマスツリー

大きいのは数年前に処分しちゃったので

枝タイプのミニツリーで気分を味わっています






↓寝室のクリスタルツリーもお気に入り↓


久しぶりのマイホームインテリアでしたクリスマスツリー



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