なくならない




この気持ちを

捨てきれないまま



握りしめていた手を
ほどくことを

選んだ



思い出すのは
身も心も
焼き尽くしてしまった

あのひと



あの頃には
わかりきれなかったものが

いま、

見えている



彼女の分まで
生きると

心に置いた



震える手を

はなす 



たいせつな

わたし自身を

まもるため



次の場所へ

向かうため



離しても
きっと

なくならない



ただ

はなすだけ

 


残る



もし
残らなくても

それが

時の流れなら

受け入れられる



なにも

なくならない



ひとつ
ひとつ
軌跡を

紡いできた

 


消えるどころか

永遠になった




※私two-miracleの綴る詩は

内にある記憶や感情と、創作の中で重なり合う

様々な愛のかたちを、丁寧に描いています。

この詩に触れた方が、 それぞれの心と記憶に、 

静かに響きますように。


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