それぞれの夜
「キミにも眠れない夜があるのね」
少し意外で驚いた
流れは忘れてしまったけれど
気づけば
互いの夜の越え方を
口にしていた
キミは
その答えが
降りてくるまで
深く潜りつづける
わたしは
思いを外に出して
結論を紙にひとつ
真っ暗を好むのは
同じ
眠りにつくとき
キミは
無音の
闇の中に包まれて
音がないと安心できない
わたしは
川のせせらぎに
身を任せて
こうして
誰もが きっと
眠れぬ夜を
抱えて過ごす
今宵も
それぞれのやり方で
息をととのえながら
夜は静かに
深まっていく

※私two-miracleの綴る詩は
内にある記憶や感情と、創作の中で重なり合う様々な愛のかたちを、丁寧に描いています。
この詩に触れた方が、 それぞれの心と記憶に、
静かに響きますように。
月1回、お便りをお届けする「ひだまりの場所」です。
お友だち登録、心よりお待ちしています🕊️
