ただのわたし
Meeting myself again
ピアノジャズの音色が
この、静かな
寝室を満たしていくたび
涙が
ひとつ
ひとつ
こぼれおちる
その理由を
わたしは
ひとつの想いに
おしつけていた
その面影が、
せつなくて
愛おしさのせいだと
思い込んでいた
でも
泣きながら
それはすこし
違うのだと気づいたの
ただのわたしでいられる
あの時間
わたしは
あのときの
「わたし」
が好きなんだ

それは、毎朝
冬の冷たい空気に
包まれながら
この体を
優しい光で
照らしてくれる
満たされた
わずかな時間の
ひとり散歩道と同じ
“キミ”
という鏡を通して
わたしの魂が
「やっと見つけてくれたね」
「ちゃんと、ここにいるよ」と
魂の再会を知らせてくれていた
誰よりも
会いたくて
気づいてほしくて
愛おしかったのは
溢れる想いを
言葉で紡ぎながら
こうして今も
心を震わせることができる
「私自身」だったのだと

※私two-miracleの綴る詩は
わたしの心の内や創作の中に
同時に存在する、いくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の記憶として
心を込めて紡いだものです。
この詩に触れた方が
それぞれの心にある愛の記憶と
静かに響き合えますように。
*暮らしの記録*
自分の力だけではお掃除が行き届かず
プロの力を借りてサニタリーを
綺麗にしていただきました。


