四時間後の便り | 〜力を抜いて生きていく〜

〜力を抜いて生きていく〜

51歳主婦の詩集✎
*2014年脊椎関節炎&軽症線維筋痛症発症2017年寛解
*2023年春再発→痛み広がり1度目より重い症状に。いつか今より元気になりこの宿命の答えを見つける日がくると信じ每日精一杯生きてます。様々な愛の形を詩にしています。拙い詩集ですがご覧ください✎


四時間後の便り




「インターホンの声で、もうわかる」


そう言われてから

隠していることまで見透かされているようで

今日もまた取り繕おうとしてしまう。


3日以上

外に出られていない。



インターホンが鳴った時

反射的に

また隠そうとしたのか

声がうわずった。

でも、それも最初だけ。


来てすぐ、肩の力がすっと抜けた。


からだがゆるむたびに

胸の奥にある痛みまで

自然とあふれてきた。





ふと

「こんなやり方誰にもしていない」

そう聞いたとき、


本来の役目から

在り方が七色に変化したのは

無意識なのかもしれない。

 


一色の“学び”をはじめたことも、

胸の奥で 

“もしかして”が揺れたけど

すぐに飲み込み

わたしはただ 

うなずいていた。


ひとつの答えが

自然と浮かんでいた。



帰り際、いくつかの理由で
次の約束は
すぐ近くの日か、
少し遠くの日か、

ふたつの選択をした。


弱っていたから

すぐ近くの日にちが

頭をよぎったけれど


あえて少し、遠くの日を選んだ。

それも、わたしのためだった。


それでも

あの日の瞳は

インターホンのように

隠しきれなかったのかもしれない。


キミの前では、いつも

からだのほうが正直になる。

隠したところで

きっと 伝わってしまうから。





遠くの日を選んだ瞳に

届いたのは

思いがけない

四時間後の便り。



なぜ届いたのかは

わからないけど

そこにある温度だけは

確かなものだった。


※私two-miracleの綴る詩は

わたしの心の内や創作の中に
同時に存在する、いくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の記憶として
心を込めて紡いだものです。


この詩に触れた方が
それぞれの心にある愛の記憶と
静かに響き合えますように。



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