シフクの少年

ただ
風を感じ
その身を
あずけて
草原の中
少年は
ペダルを漕ぐ
なんて
自由なんだろう
何も
求めず
期待せず
囚われず
憂いず
後悔せず
余計な
思考は
風にほどけ
風を感じ
その身を
あずけて
草原の中
少年は
ペダルを漕ぐ
なんて
自由なんだろう
何も
求めず
期待せず
囚われず
憂いず
後悔せず
余計な
思考は
風にほどけ
目的地さえ
忘れてゆく
足が
自然と
向かうほうへ
忘れてゆく
足が
自然と
向かうほうへ
風を切り
赴くままに
ペダルを漕ぐ
したたる汗は
拭われることなく
ただ流れる
そこにあるのは
無防備な
少年の笑顔

赴くままに
ペダルを漕ぐ
したたる汗は
拭われることなく
ただ流れる
そこにあるのは
無防備な
少年の笑顔

大地と緑
太陽
風
大自然に身を委ね
流れに任せる
時間さえ
追いつけない時間
――それが
シフクの境地
あの風に抱かれて
思考を脱ぎ捨て
漂っていたい
※私two-miracleの綴る詩は
わたしの心の中に同時に存在するいくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の心の記憶として
綴ったものです。
この詩に触れた方が、それぞれの心にある愛の記憶と響き合えますように。