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結婚式を伝えよう

ブライダルスクール講師がブライダル業界での経験談や失敗談を基に基礎知識などを毎週火曜日に更新しています!

こんにちは。

 

もうすぐ夏ですね。私自身、夏は四季の中で一番好きな季節なのでいまから楽しみです。

しかし結婚式においては夏は大敵と言っても過言ではない季節なのです。

 

そこで今回は結婚式と四季との相性についてお話ししたいと思います。

 

まずは結婚式をご検討されている方がそのお日取りを選ぶポイントとは何なのでしょうか。

過去に新規接客をさせていただきお話を伺った中で多かったのは、

・連休

・記念日

・気候

・六輝

などさまざまありました。

 

中でも気候は当日お越しになるゲストのご移動や写真撮影などにも大きく関わります。

日本には世界においても特殊な【四季】というものがあります。では春夏秋冬と結婚式の相性を見てみましょう。

※月は気象庁の基準を元にしています。

 

春(3~5月)

春の象徴とも言える桜の季節です。

イメージとしては寒い冬から暖かい季節になり両家の門出を祝うには相応しい季節です。

実際に結婚式を挙げる方も多く人気の高い季節です。

しかし、職業によっては転属や転勤時期にもあたるためご招待する方を選びにくいということで

春を避ける方も実際にいらっしゃいます。

 

夏(6~8月)

6月と言えば先日のコラムでも述べましたジューンブライドと言われる月でもあり、結婚式を連想させる時期です。

しかし日本では梅雨であり気候という面においては好まれない時期でもあります。

その後の7月、8月は夏のイメージ通り暑さも目立ち台風も多く発生する。気候で言えばネガティブな要素があります。

このことが嫌厭され結婚式を挙げる方は特に少ない季節です。

こちらも職業によって傾向があり、学校に勤務されている方にとっては夏休みになるため一年の中で

スケジュールが組みやすいという理由で夏を選ばれる方が多く見受けられます。

 

また結婚式場からしても御成約件数が少ない時期なので積極的に価格交渉にも応じてくれますし、

用意しているプランも通年より格安なプランを用意している会場が多くあります。

 

秋(9~11月)

暑い夏を超え一年で最も過ごしやすい季節です。とは言えここ数年の9月はまだ残暑で気温も高い時期です。

そして10月、11月は気温も落ち着き、ゲストの方のご移動やガーデンでのイベントなどもしやすい季節です。

結婚式においてもその過ごしやすさもあり四季の中では最も人気の高い季節であり、1年以上前からその時期を

目指して会場を探す方も多くいらっしゃいます。都内で言えば11月最終週の大安土曜日は気候もお日柄もよく、

遠方からお越しになられたゲストにとって観光するには良い時期です。

 

結婚式場は人気の高い月のため値引きや安いプランの設定はほとんどしません。

 

冬(12~2月)

12月と言えば【クリスマス】、1月と言えば【新年】、2月と言えば【バレンタイン】と月ごとに

イメージできる季節が冬です。クリスマスやバレンタインなどは街中がその雰囲気を作ってくれるので

記憶にも残りやすく装飾や料理などのイメージも決めやすいです。しかし気候の上では寒さが際立つ季節なので

春、秋に比べて選ばれる方は多くはありません。しかし、ひと昔前と比較して冬に式を挙げる方たちも増えています。

 

結婚式場は夏同様に御成約件数が多くはない季節なので特別なプランを用意しているところも多く見られます。

 

 

以上、結婚式と四季との相性について述べましたが生活と同じく過ごしやすい春や秋に人気が集まり

暑さや寒さの厳しい夏や冬を避ける傾向にあります。

冒頭で「夏は大敵」と表現しましたが、実は夏だからこそできる結婚式があると思います。

 

最寄り駅から会場まではバスでの移動を徹底。

参列者もバス発車時刻に合わせてお集まりいただく。

バス車内にて当日のご案内や席次表などの配布。

■会場到着後すぐに夏には冷たい、冬には温かいおしぼりを用意。

■女性やお子様用にブランケットを多めに用意。

夏はホスト、ゲスト共に礼装を改め、デニムなどのカジュアルなもの以外の服装可。(要趣旨説明)

■料理やお飲み物は夏・冬のものに徹底して季節のイメージ感を全面に出す。

■ウェルカムスペースなどに夏祭りやクリスマスなどのイメージ装飾を増やす(フォトスポット)

 

上の赤文字の部分こそが季節の弱点を補う部分であり、黒文字の部分は日頃から各会場が

していることだと思いますが今以上に意識して強化していくことで季節のイメージを

ネガティブからポジティブに変えられる要素になると思います。

先に上げたことは実際にリゾートウェディングでは行っていることです。

都会になるともちろん会場の立地や予算などで難しいところもあるかと思いますが具体的に練ってみたら

案外可能なこともあります。それがその会場の特徴に変わるかもしれません。

 

それでも「夏の結婚式」や「冬の結婚式」をゲストの方たちに楽しんでいただきたい。

ただ安いプランを打ち出すだけではなく自信をもって「季節の結婚式」を通年価格で打ち出せば

一年の平均単価も上がると思います。売り上げが上がればもっと良い結婚式が提供できます。

 

「夢を語るのは簡単。ただ実行するのは難しい。」とよく耳にしますが、

 

「実行前にまず行動をしてみませんか?」

 

ひとつでも思い出に残る良い結婚式をお届けできるように。

 

 

次回は6月25日更新です!お楽しみに!