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結婚式を伝えよう

ブライダルスクール講師がブライダル業界での経験談や失敗談を基に基礎知識などを毎週火曜日に更新しています!

こんにちは。

 

現在さまざまな分野においてIT化が進み、人や物についての考え方にも変化がでてきました。

 

その中でも諸外国をはじめ、日本でも浸透してきつつあるキャッシュレス化。

現金は持たずクレジットカードやスマートフォンで決済(支払い)をするもの。

最近は神社のお守りなどを納めるのも現金ではなくスマートフォンで納められる場所もあると聞きました。

 

それ以外にもひと昔前には地図帳を片手に道を探したりするのもいまやスマートフォンの地図アプリを

利用する方がほとんどです。アルバイトなどの求人情報も紙面よりウェブサイトを利用する方が圧倒的に増えました。

新聞や書籍などにも言えます。いわゆるペーパーレス化ですね。

 

今回はそんな進みゆくさまざまな文化の中で結婚式においてのレス化がテーマです。

このレス化において影響の出るさまざまなアイテムを述べたいと思います。

 

ペーパーアイテム

■招待状

結婚式を挙げるにあたりまずご招待される方のお手元に届くのが招待状です。

招待状にはご両家名やおふたりのお名前。挙式・披露宴会場の場所や日時、会場地図。

参列するか欠席なのかの返信用ハガキなどが入っています。

もちろん事前にお知り合いである新郎または新婦から報告は受けていますが招待状が届くと

ご招待を受けた側も特別な場所に赴くという気持ちになるのではないかと思います。

 

■席次表

披露宴当日、ゲストの配席やおふたりのプロフィールなどが記された物であり、

披露宴が始まるまでにご覧いただいたり、主賓の方がご祝辞の際に用いることもあります。

おふたりとご招待された方との関係性などがうかがえる大切なものです。

 

■メニュー表

披露宴日にご用意されたお料理やお飲み物のメニュー表です。

どんなお食事が用意されているのかゲストも楽しみにされています。

「どんなメニューなんだろう。」と楽しみにしていただけるアイテムです。

 

上で述べたペーパーアイテムはすべてレス化が可能です。実際に二次会を行う方はSNSを使用して

案内や出欠席を確認したり当日の参加者名簿まで反映できるので非常に便利です。

これを結婚式に用いるとすれば、ご両家用にひとつのホームページを作成し、その中に席次表もメニュー表も入りますし、

当日の写真やプロフィール映像、エンドロールなどの映像作品も披露宴後に組み込むこともできます。

アドレスが削除されない限りそのページは残り続けます。

スマートフォンがあれば紙としての商品は不要となり集約できます。

 

上記以外にも芳名帳というものがありますが、その目的を受付をしたかどうかだけにするのであれば

タブレットを新郎家と新婦家それぞれに用意して受付の際にご自身で名前をタップしていただけたらいいのです。

もしホームページも作成しているのであれば受付というのも不要になるかもしれませんね。

 

御祝儀

先に述べた受付ではご祝儀の受け渡しのやり取りがあります。
これもキャッシュレス化してスマートフォンで納めることができたら本当に受付は不要となります。
ご参列者される方も現金を持たずして参列できるのでわずかながら身軽になれます。
 
もし受付が不要となればお願いする事もありません。新郎新婦からすると、
誰一人負担をかけずにゆっくり結婚式当日を楽しんでもらえる。
きっとそう思われる方も少なくはないでしょう。
そしてそんな思いを叶える為にさまざまなレス化を進めている企業も増えてきています。
 
「時代の流れ」に沿っていくのもいいと思います。きっと先に述べたことが主流になっていくかもしれません。
 
さて、もしペーパーアイテムご祝儀、そして受付が実行されたらどうなるのか考えてみましょう。
 
ペーパーアイテムのレス化
まず第一にスマートフォンを保有している方のみの対応となります。
ご年配の方などにはこれまで通り紙で招待状などを用意しても部数の最低ロットなどに引っかかる。
席次表やメニュー表を画面上に変えるとゲスト同士の会話がなくなります。
これは自身の経験上での話ですがご参列者は新郎新婦の入場待ちなどの時間は会話をされています。
しかし、会話以外に集中できるものがあるせいかスマートフォンを眺めながら会話をしている方は非常に少ないです。
 
受付(ご祝儀、芳名帳)のレス化
受付をレス化する事でゲストの負担は無くなります。スタッフ側からしても受付説明などの業務が
無くなることで他の業務に手を回せます。人の手をかけないことでスムーズに物事を進める事ができます。
 
これまで結婚式においてのレス化について綴ってきましたが、
レス化をする事で失われるものがあります。それは、
・ペーパーアイテム業者
・スタッフ
・コミュニケーション
以上です。
 
上の3つを失うことで人と人とが接する時間が少なくなります。
業者打ち合わせ、スタッフの説明やフォロー、新郎新婦からのお願い、親御様の御礼などです。
きっと無機質なものになるでしょう。
そしてご参列者も結婚式という特別な空間に来た感じになれないでしょう。
 
結婚は人生に関わるものです。
例えやり方や考え方は古くても日常を取り入れずにいてほしいと心から思います。
 
 
次回は6月18日更新です!お楽しみに!