またまた最高な本。
夢をかなえるゾウ1
著者 水野敬也先生
この本の内容を自分なりにザックリいうと、
ゾウの神様ガネーシャと、
このままでは終わりたくない、
自分を変えたい青年が繰り広げる、自己啓発小説です。
「自己啓発小説」と言いつつ、
ガネーシャのギャグセンスがピカイチで、めちゃくちゃ楽しい自己啓発本でした!
特に、ガネーシャと青年の、
「目玉焼きにベーコンをつけるか、つけないか?」
についてのやり取りのオチには、
不意に声を出して笑ってしまった・・・
そんな感じで、
楽しく読みながら自己啓発の学びを得られる本でした。
でもね・・・
この本のもっとも凄い大事なところは・・・
青年(読者)が成功するために大切な事を、ガネーシャが分かりやすく伝えてくれるところなんです。
例えるとすれば・・・
数学検定1級の人が小学生に足し算を教えるくらいのわかりやすさです・・・
ちょっと何言ってるかわかりませんか?
ぐぬぬっ!ガネーシャのギャグセンスの足元にも及ばん・・・
そんなことよりも! !
ガネーシャの数あるありがたい教えのなかで、
僕の心が打ち震えたひとつを紹介したいと思います。
みなさんも人生で一度はこんな言葉を聞いたことがあると思います。
「 後悔しないように生きろ。」
僕もいままで生きてきて、2~3回は聞いてきた言葉です。
それについてガネーシャが、
「なんでこの言葉がぎょうさん世の中にあふれかえっているかわかるか?」
と青年に問います。
はて、なんででしょう・・・
このブログを読んでくださっている方も、
なぜかわりますか?
他人へのおもいやりから出る言葉?
他人に対するいらん心配から出る言葉?
他人に対してカッコいいこと言いたいから?
なぜ・・・?
ガネーシャが青年に言った、
「 後悔しないように生きろ。」
「なんでこの言葉がぎょうさん世の中にあふれているかわかるか?」・・・
それはなぜか・・・
これがガネーシャの答えです・・・
「それは沢山の人々が自分の人生に後悔して死んでいくからなんや!」
僕の心にこの言葉が突き刺さりました。
沢山の人たちが後悔しない人生を送れたのであれば、このような言葉はあまり世の中には出回らないはず・・・
この本を読んで僕は、
後悔しない人生=自分は何をして、何を大切にして生きていくのか。という想いが心の中でさらに深まり、
同時に、人生に対する価値観や、生き方に対する捉え方も、さらに広がり深まりました。
人生の時間はどんどん減っていくので、自分の可能性を見つけるためにも、ますます挑戦を続けていく決意を深めてくれた一冊でした。
水野敬也先生はじめ、ガネーシャと青年に感謝です。
「おおきに!」(笑)
ちなみに、僕が購入したのは単行本です。
単行本でも本の内容は充分に伝わりました。