キャンディ雑談

 

漫画のキャンディの一人称は「あたし」です。ファイナルでは「わたし」です。なので、当小説も「わたし」と記すべきでしょうが「私」とさせていただきました。10年の時の流れと解釈し、お許しください。(決して手間を省いたわけでは・・・💦)


小さなことだとは思いますが、「テリィ」を「テリー」と表記している何かを見掛けると、チっとなります(笑)

エヴァンゲリオンをエバンゲリオンと書かれたら、一気に老けた感じでファンは嫌ですよね?
とはいえ、正式な表記など、本で確認しないと分からない、という人が殆どだと思うので(ブログ主もそうでした)間違えてもいいんです。ブログやSNSなら。


公式のBGM集の解説本が「テリー」になっていたのを見た途端、泣きそうになりました。笑い泣き
「そこに愛はあるんか?」と某金融機関のCMのキャッチコピーさえ投げつけたくなります。
ですが、キャンディの子分「ジミィ」を「ジミー」と書かれても、どっちでもいい・・じゃん?とか思います。

アーチーにいたっては、最後の「ー」いらなくね?とか思います。アーチーファンの方、すみません💦
ちなみに漫画では「ジミイ」と全て大文字で、ファイナルでは小文字の「ジミィ」です。上巻P234

 

公式のBGM集のサンプル下矢印 名曲揃いです音符

 

 

 

アルバートの髪の毛問題

※薄毛に関することではございません

漫画のアルバートさんは、登場時髪が茶色でしたが、シカゴの病院に担ぎ込まれた時は金髪になっていました。後に本人から「変装していた」と語られています。

小説では「もともと金髪だったが、放浪生活をしている内に髪の色が濃くなり、病気になってからは元の色に戻った」と本人が語っています。
一種のマリーアントワネット現象でしょうか。
アニメでは最初から最後まで同じ色の金髪で登場しています。小学生視聴者に「丘の上の王子さまはこの人」だと
分かり易くする為でしょうか。はてなマーク

 

    
「CANDY♡CANDY BOX」より ©近藤恵 川上千恵子

 

ダウン以下の文は後日加筆した部分です。

読者の方からアルバートさんの髪の色の変化は、理にかなっているとのご意見を頂きました。

その方の言葉をそのまま掲載させていただきますラブラブ

髪の色が変わるのは、その土地の水の影響が大きいそうです。

(洗髪とか)水の質が良いと髪の色は濃くなり、あまり良くないと淡い色になるそうです。

アルバートさんは旅ばかりしていたので、住む土地によって、水の影響を受けていたのだと思います。

 

おお、なるほど!確かにそうかもしれませんね。

シカゴの病院に運ばれるまで、かなり劣悪な環境にいたのは想像できます(犯罪者扱いですから)

それで金髪に戻った!

大いに起こり得る現象かもしれませんキラキラ

 

アップ加筆はここまで


実際、生まれた時は金髪でも、大人になると髪の色は濃くなるようですね。生まれながらの金髪は実は5%ぐらいとか。金髪にあこがれて染めている人が多いのでしょう。
金髪にそばかす、という組み合わせは統計的に多いようです。
金髪の子は一種のアルビノで、肌の色が白い。キャンディに「ホワイト」と名付けたくなるレイン先生の気持ちが分かります。
アニメではその辺、強調された感じはありませんでした。(おてんばゆえの日焼けらしいです)


余談ですが、漫画のアニーは金髪でしたが、アニメでは黒っぽい髪、小説では濃いブラウンです。
統一する気ゼロですね。

 

 

スウィートキャンディ

 

小説では薄いピンク、漫画では白ベースに中央が薄い緑アニメでは白ベースに中央が水色っぽい感じに描かれていました。統一する気ゼロのようです。
原作者の想いを汲み取るとか、そういう発想がなかった時代なんでしょうか。
もしこの先アニメでリメークされるような事があれば(あるかなぁ・・)、原作を重視してほしいものです。

 

アニメのスウィートキャンディ


 

日記

 

キャンディの日記のくだりは小説限定のエピソードで、学院時代に日記を書いていたという設定になっています。

日記帳は大おじさまが用意した物で、分厚く、茶色の皮表紙には金箔でキャンディのフルネームが描かれています。上巻259 おそらく特注品でしょう。

 

立派な日記帳に恥じないよう、後で大おじさまに見て頂いても恥ずかしくないような毎日を送り、決してくじけず、正直に書く、とキャンディは心に誓います。

そして、学院を去る際にその理由を分かってもらう為、大おじさまに送ります。

日記の最後のページは「テリュース、あなたが大好き、他の誰よりも―」です。

これは旧小説でも概ね同じです。


こんなものを見せられたアルバートさんもたまったもんじゃありませんがニヤニヤ 数年後アルバートはキャンディにシレっと返しました。しかしキャンディはその日記を開くことなく再びアルバートに託すつもりだと言っています。

おそらく22歳頃のやり取りだと思われますが、その後日記がどうなったのかは明らかにされていません。

しかし旧小説からファイナルまで、再三再四この言葉が登場し、削除されなかったことを考えると「再び預けた」と考えられます。預けることに何か意味があるのでしょう。

 

 

テリィの車

 



テリィがニューヨークでキャンディを乗せた車は、イタリア車「アロファロメオ」がモデルだと勝手に思っています。車体が似ていますしアロファロメオのロメオは英語でロミオ。
同社の車種にはジュリエッタもありますから、同じイタリアを舞台にした戯曲を意識しているのでしょう。

ちょうどテリィがロミオの役に抜擢された頃ですしね。
アロファロメオ社は歴史が古く、テリィがブロードウェーの一線で活躍していた時代には耐久レースなどにも参加し、当時の最高速度記録を立てているようです。かの有名なフェラーリ氏も元はそこのスタッフだとか。

汽車よりも車の方が速いかもと思い、当二次小説で使わせていただきました。

 

この車のどこにトランスケースを積むのか?とか考えてはいけません汗


ファイナルで出てくるポニー先生の言葉「曲がり角を曲がったところには、何が待っているかは分からない」は元々「赤毛のアン」の作中に出てくる言葉だったと思います。
―というより、原作者のモンゴメリーがこの作品を発表したのは1908年。ポニー先生はリアルタイムで読み、アンの言葉をキャンディに伝えた、と解釈することも出来るわけです。だとしたら何という夢の共演!爆  笑

 

 

ポニーの家はどこ?

過去においては「ミシガン湖の南」としか記されていませんでしたが、ファイナルではハッキリと「ミシガン州」と記されています。下巻P153など シカゴよりは東だと分かります。

更に、ラガン家とポニーの家は「同じ町の司祭さま」にお世話になっていることも分かりました。

つまり教会を中心に半径10Km圏内程度の距離感、と考えて良さそうです。丸レッドの辺りかと。

 

 


次へ左矢印次は「考察」です。

 

 

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