5分で分かる 漫画キャンディ♡キャンディ

 

※ご存知の方はとばしてください。

次へ左矢印左矢印

 


©水木杏子・いがらしゆみこ/画像お借りします


物語を忘れてしまった(知らない)人の為に、ロマンス部分を中心にざっくり内容を紹介しますおねがい
この漫画は3人の男性をキーマンに、大きく3つに分かれているように思います。

 

初回
舞台は20世紀初頭のアメリカ中部。
生後間もなく捨てられたキャンディは、山間の小さな村の孤児院ポニーの家で元気に育ちます。6歳の頃、一緒に育ったアニーがお金持ちに引き取られ、喪失感のあまりポニーの丘で号泣していると、スコットランドの民族衣装キルトを着た少年に出会います。

 

バグパイプを演奏しキャンディを元気づけ、風のように消えたその人を、キャンディは丘の上の王子さまと名付け、少年の落とした鷲の形の銀のバッジを宝物にします。



レイクウッド編
13歳になったキャンディは、アードレー一族のお嬢様イライザの遊び相手としてラガン家で生活を始めます。イライザと兄のニールはキャンディに様々な意地悪を仕掛け追い出そうとしますが、天性の明るさと持ち前の運動神経で立ち向かいます。

いじめをエスカレートさせる二人に、キャンディの心が挫けそうになったある日、バッジと同じ紋章が付いたアードレー家のばらの門の前で、丘の上の王子様にそっくりなアンソニーと出会います。

心優しいアンソニーに、キャンディはたちまち恋をします。アンソニーも逆境に負けず健気で明るいキャンディに惹かれ、本当の誕生日を知らないというキャンディに自分の作った新種のばらを贈り、その日を誕生日に決めます。

 

そんな二人に嫉妬したイライザはキャンディに泥棒の濡れ衣を着せ、メキシコに奉公に出してしまいます。キャンディを救うべくアンソニーらはアードレー家の最高権力者ウィリアム大おじさまにキャンディを養女にして欲しいと嘆願書を書きます。

大おじさまは偏屈者として知られ、姿を現さない謎の多い人物でしたが、その望みを叶えキャンディをアードレー家に迎え入れます。

幸せ絶頂のキャンディでしたが、自分のお披露目を兼ねたキツネ狩りの日、アンソニーは落馬し死んでしまいます。失意のキャンディはポニーの家に戻ります。

 


©水木杏子・いがらしゆみこ/画像お借りします

 


ロンドン編
ウィリアム大おじさまの命令でロンドンの寄宿学校に入学したキャンディは、どこか影のある貴族の少年テリィ(テリュース)と出会います。テリィはたばこ、喧嘩、酒と規則破りの常習犯にもかかわらず、紳士的な面も持ち合わせ、ニールからキャンディを助けてくれます。しかし歩み寄ろうとすれば冷たくあしらわれ、心が読めないテリィにキャンディは振り回されます。

 

ある日キャンディは偶然テリィの秘密を見てしまいます。テリィはアメリカの人気美人女優エレノア・ベーカーの隠し子で、両親から愛情を受けずに育ったのです。テリィの孤独を知ったキャンディは徐々に惹かれていきます。一方テリィも、天真爛漫なキャンディの明るさに心を開いていきます。

学院の5月祭で二人でワルツを踊っていた時、アンソニーを忘れられないキャンディに嫉妬したテリィは、強引にキスをし、馬を怖がるキャンディを無理やり馬に乗せ、アンソニーの影をふり払います。

一方キャンディも、険悪だったテリィと実母の間を取り持ったりと、お互いに信頼と愛を深めてきます。
そんな二人の関係が面白くなかったイライザとニールはある夜二人に罠を仕掛け、キャンディは退学を命じられてしまいます。

テリィは自らの身を犠牲にキャンディをかばい、貴族の家柄を捨て、やりたいことがあると書き残しアメリカへ旅立ちます。テリィの退学を知ったキャンディは、テリィを追って無一文でアメリカを目指します。



©水木杏子・いがらしゆみこ/画像お借りします

 

 

シカゴ編

故郷にたどり着いたキャンディは、看護婦になりたいという目標を見つけ、シカゴの病院に併設された看護学校の寮で新生活を始めます。

ある日町で偶然テリィの載った新聞記事を見つけます。テリィはブロードウェーの役者になっていました。シカゴで公演があると知り、会いに行くキャンディでしたが、大勢のファンや、テリィに心を寄せる女優のスザナに妨害され、二人はことごとくすれ違います。それでも走る列車越しに刹那の再会を果たし、文通をスタートさせます。

そんな折キャンディの病院にスパイ容疑を掛けられた男性がイタリアから運ばれてきます。それは記憶喪失になったアルバートさんでした。アルバートさんはレイクウッド時代、滝つぼに落ちたキャンディを助けてくれた恩人で、何かと力になり励ましてくれる頼れるお兄さんでした。アードレー家の廃墟のような山荘で、自由気ままに野生の動物たちと暮らしていましたが、管理人に追い出され、その後ロンドンの動物園で働いていました。ロンドンで再会したものの、アフリカへ行くとの手紙を最後に、連絡が途絶えていたのです。
過去を思い出せないアルバートさんは悩み苦しみますが、キャンディの献身的な看護を受け、徐々に明るさを取り戻していきます。その後病院を追い出されたアルバートさんをお世話したいと、キャンディはアパートを借り二人で生活を始めます。


同じ頃、芝居の主役を勝ち取ったテリィは、キャンディとの同棲を意識し招待状を送ります。しかし不運な事故が起こります。芝居の稽古中に舞台照明が落下し、相手役のスザナがテリィをかばい足を切断してしまったのです。スザナの母は責任を取るようテリィに迫ります。スザナは自分の事でテリィを苦しめたくないと自殺を計りますが、間一髪キャンディに助けられます。満身創痍のスザナを見捨てることが出来ないテリィは、キャンディと別れスザナを選びます。


テリィを失ったキャンディの涙の日々を、アルバートさんは穏やかに慰め支えます。しかし交通事故に遭ったことを機に徐々に記憶が戻り、これ以上迷惑を掛けられないと、大金を残してキャンディの前から姿を消してしまいます。そんな折、キャンディを好きになったニールは卑怯な手を使って病院を首にし、キャンディに結婚を迫ります。追い詰められたキャンディは、婚約の白紙を求めてウィリアム大おじさまに直談判に行きます。



©水木杏子・いがらしゆみこ/画像お借りします

 

最終回
そこに現れたのはアルバートさんでした。ウィリアム・アルバート・アードレーが本当の名前だったのです。事情を知ったアルバートさんはすぐさま婚約を撤廃させます。
そしてキャンディは新たな目標を見つけます。ポニーの家の孤児たちを支えながら看護婦として働きたいと、故郷の村に戻るのです。ポニーの丘で過ぎていった日々を振り返っていた時、背後から声がします。
そこにいたのは丘の上の王子さまの今の姿でした。そう、アルバートさんです。
キャンディはその広い両腕の中に飛び込んでいきます。

 

 

  コミックを読むには?

 

キャンディキャンディは残念ながら廃盤になっており、デジタル書籍でも扱っていません。

図書館かどこかの待合室(笑)又はレンタルコミック下矢印でどうぞ。

 

 

 

小説FINAL・STORY 図書館情報はこちら下矢印

※許可を取って掲載しています。

 

 

復刊リクエストはこちら下矢印

ご協力いただけるとありがたいです笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

次へ左矢印左矢印左矢印

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村