SONNET6章の中書き

 

6章お読みいただきありがとうございましたニコニコ
一番苦労したのはアルバートさんはキャンディをどう思っていたか?これにつきます。
テリィファンだからとテリィの都合の良い様に解釈したくはなかったので、FINAL STORYを中立の立場で読んだ時、アルバートさんの存在はどう描かれているのか必死に探り、この6章になりました。
FINAL STORYでは残念ながらアルバートさんとの恋を予感させるシカゴ編がカットされています。

―とはいえ、アルバートさんがキャンディに恋心があるような描写は散見されます。しかし愛を告白するといった具体的な言葉はありません。その一方で、テリィはキャンディに変わらぬ想いを告白しています。

こうなってくると、一番大事なのはキャンディの気持ち、という事でしょう。


「FINAL STORY のアルバートさん」は、(グッと堪えて)ずっとあのままだったのではないか?
それがブログ主の感じたアルバートさんです。
キャンディの気持ちを慮り適切な距離を保つ。全体の局面を見極め先手を打つ絶対的な存在。

そんなアルバートさんでいて欲しいとの願望を込めてこのような展開になりました。
 
アルバートさんがキャンディの描いた「全く似ていない似顔絵」を仕事場に飾っているエピソードは
(下巻P237)回顧録の中で初めて語られます。微笑ましい情景ではありますが、なんかこれって「養父」としてのアルバートの立場を強調させるために入れてきたような気がしています。
・・・「子供がいる家あるある」ですよね。
 
アニメの一コマですが、ニールにしつこく付きまとわれたキャンディは、ニールの前でわざとコップの水をこぼし、「一度こぼれてしまったコップの水は、もう二度とコップの中には戻らないのよ、出てって!!」とニールを蹴散らします。
日本で言うところの「覆水盆に返らず」ですね。「こぼれた水は~」ということわざが英語圏にあるのかと調べたら、正確には「こぼれたミルクを嘆いても無駄だ」でした。

しかも意味が若干違い、当小説の中で紹介した通り、とても前向きなことわざでした。

6章⑭の作中に出てきたテリィの手紙の文面

「キャンディ、君はなんという女だ!僕という恋人がありながらアルバートさんと暮らすなんて。・・でも、まぁ、相手がアルバートさんなら・・許してやろう」


これはアニメのテリィが書いた文面を短くしたものです。正確には下記の通り。

「キャンディ、君はなんという女だ!僕という恋人がありながらアルバートさんと暮らすなんて。理由はどうあれ絶対に許せない。―と言うのは冗談。他の奴なら許せないが、相手がアルバートさんなら、・・まあ許してやろう」

・・・テリィらしい文章ですねラブ
 
アーチーとキャンディはいとこ、というセリフがアニメや漫画には何度か登場しますが、実際は違うんじゃないでしょうか。いとこと言う限り親同士がきょうだいでないといけませんが、アーチーママとキャンディ養父のアルバートはきょうだいではありません。大おば様はアンソニー達のことを「孫」と言っていますが、実際は孫ではありません。孫が成立するには、大おばさまがいずれのママ(アンソニーママ、アーチーママ、イライザママ)を出産していなければいけませんが、明らかに違いますね。孫のような(かわいい)存在という意味で使っているのでしょう。
 
6章⑥ でテリィはイライザの前でキャンディに「キス」をします。キャンディは「苦しい体勢、倒れそう―」

と言っています。その時の姿勢にモデルがありますので、ご紹介します💕

 

これです。

「勝利のキス」と題したこの写真は、終戦に沸くニューヨークでプロの写真家によって撮影されたそうです。

で、この写真、なんと高さ7.6メートルの巨大な像になっています。

 


 
・・・・さすが自由の国アメリカです。
終戦直後の水兵さんと看護婦さんだそうです。
歓喜のあまりキスをしたらしいですが、実はこの二人、全くの初対面だとか。
水兵さんは「お酒を飲んで酔っていた」と語り、看護婦さんは「国の為に戦ってくれたので、ま、今日はいいか」―だそうです。文化の違いを感じますね。😓
今の日本では完全にセクハラです。

 

ロミジュリ様赤薔薇降臨・・・キラキラ

6章の中でテリィ系二次作家のロミジュリ様に突然ラブコールをするという、何とも無謀な企画にご協力頂き本当にありがとうございました。🙇‍♀️

中には「何だ、何だ?何が始まった?」と思われた方もいたでしょう。おーっ!
一年前のブログ主なら、まさにそうだったと思いますあせる
熱いメッセージがテレパシーとなったのか、生霊を飛ばしたのか、直ぐにロミジュリ様が降臨されました。クラッカー

(しかし・・・ロミジュリ様が降臨したとか、目覚めたとか、ロミジュリ様って・・・ぼけー神?

当ブログをご存知なかったようなので、目に留まったのはまさに奇跡でした。キラキラ
ロミジュリ様は少しずつですが、かつての情熱を取り戻すべく、心の準備に入ったようです💕

来年あたり、新作の一枚でも見ることができるといいですねニコラブラブ

 

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※ロミジュリさんのブログは2024年3月で終了し、インスタに引っ越しました下矢印

 

 

 

ロミジュリさんが挿絵を提供した、ロクアンさんのサイト

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