激録!!双子密着24時 ~涙と笑いの育児物語~ -17ページ目

寝返り地獄

子供の成長過程において、かかせないもの。
THE・寝返り。
始めて寝返りしたときは、我が子の成長をキャッキャ喜んでいたのです。
地獄知らずの甘ちゃんベイビーでしたわ。
それから寝返り地獄に陥るとは知らずに…。

ようやく夜中の授乳がなくなり、睡眠時間が確保できるようになってきた矢先、
まさかのネクストステージ。
このまま易々とクリアはさせてくれないようです。
むしろ寝返りも中ボス?コクッパ?
いつになったらピーチ姫を助け出せるのでしょうか。

最近のPanaは夜な夜な起きて、寝返り特訓。
そして戻れずに泣き、戻してやればまた寝返る。
これを疲れ果てて寝るまで繰り返します。
娘さんよ…。それ、お母さんも付き合わなダメですか…?

今までは、20時~21時に寝かし付ければ5時頃まで寝てくれていたのですが、
最近は時々0時と2時頃に深夜特訓、5時に授乳、6時にAltaが謎の泣き
(エーン現象と呼んでいます。Panaも加わるとウェーン少年合唱団と呼んでいます)
をしてくれたりするので、久々に睡眠不足気味に…。
最近はうつぶせ寝がお好きなようなので、ちゃんと呼吸ができているのか心配で
おちおち寝ていられません。

昼間は昼間で、とにかく寝返り命☆とばかりに寝返り続け、
時々布団からハミ出して床で頭打ったりしてるので、全く目が離せません!

Panaは既に寝返り返りもマスターしつつあるので、どこまでも転がっていきそうです。
寝返りの踏ん張りの勢いでオナラがブッと出ることも…。娘さんよ…。
オナラの勢いで転がりすぎて、壁に激突しないか心配です。

心配事が一気に増えた寝返り地獄。
今になってみれば、大人しく寝ているだけだった頃が懐かしい…。
これをクリアすれば、ネクストステージは何なのでしょう?
はいはい地獄??誰か攻略本ください!

精神的泣きやませ方法

実家から自宅に戻り、はや3週間。
子供と3人きりで過ごす時間が増えました。
始めは2人同時に泣いたらどうしよう!?と不安いっぱいだったのですが、
最近ゴキゲンを取る方法で、ちょっとした発見がありました。

泣きそうになっていたら、先手を打って顔を見て笑う。
とにかくもう、めちゃくちゃに爆笑してみます。
時々ほっぺや頭を撫でたりなんかして、後は呪文のように
「嬉しいねー、楽しいねー、かわいいねー、ダイスキ!!」と繰り返します。
すると、アラ不思議。
最初は微妙な戸惑い笑いから、ニッコニコになって、声を出して笑うことも。

やっぱ笑うこと、笑顔でいることって大事なんやなぁと、私も学ぶことができました。
お母さんがイライラしていると子供は敏感に察知するって言いますけど、
こういう事なのかなぁと。
お母さんがニコニコ笑顔でいれば、子供も悲しい不安な気持ちなんて吹っ飛んで
笑顔になるのかもしれません。それはお母さん側も然り。

これなら、おしゃぶりやおっぱいなくしても、
誰でも対応できる泣き止ませ方法です。多少の演技力は必要ですが…。
この技術を身につけておけば、将来は笑い屋おばちゃんのバイトができるかもしれません。

しんどい曲線

妊娠、出産、育児と今までの軌跡を振り返ってみたいと思います。
その時々で、大変さはいろいろありますが、
今思い返しても一番しんどかった時期は、生後2ヶ月頃です。

妊娠中は、まず、つわりが一番大変でした。
当時はまだ仕事をしていましたので、会社のトイレで吐く日々。
この気持ちは、マグロ漁船で大シケの海に乗り出すようなもんです。
テニスサークルの新歓コンパで、コールかけられて飲みすぎた次の日のようなもんです。
夕方になるにつれ、全てのやる気を奪っていく悪酔い感…。
マグロどころではありません。テニスどころではありません。
もう何もする気になれませんが、会社からはいずって帰り、
ご近所の夕飯の匂いに吐き気を覚えつつ、家のベッドに倒れこんでいました。
納豆巻きとコンビニのレタスサンドで命を繋いでいました。

快適な妊娠中期を経て、クライマックス妊娠後期へ。
ものすごくお腹が大きかったので、どんな姿勢でもしんどかったです。
腰も痛いし、胸焼けはするし、食べても寝てもツライ。
双子に体を乗っ取られた!!エイリアンが腹に!!
早くお腹から出したいーー!!って思っていました。この時までは。

そして切腹で産み落とし!
もちろん術後の傷の痛みや入院生活も、それなりにきつかったです。
でも今思えば、それさえも思い出に変えていけるレベルで。

1ヶ月の頃は、夜中の授乳も頻繁ですし、
まだ育児 になれていないので毎日が必死でした。
ただ、基本的に飲んでは寝ての繰り返しの時期なので、
お腹が減った、眠い、寒い、暑い、おむつ、など不満さえなければ
授乳から授乳の間は寝てくれていたので、その間は平和です。
もちろん、それは過ぎてから分かった事なので、
その時は今が一番しんどい!!もっかいお腹の中に戻したい!と思っていました。

しかし、2ヶ月になると、昼間に起きている時間が増えてきました。
一人でゴキゲンにしていてくれれば問題ありませんが、何故か泣く。
起きている間はずっと抱っこ!という恐ろしい時期の始まりでした。
夜の寝かしつけは2~3時間かかり、夜な夜な寝かしつけステップを踏み続けたり、
授乳が終わっても、なかなか寝てくれず泣き続け、それにつられてもう1人も泣く。
1人を寝かしつけ、やっと寝れる~と思ったら、もう1人が起きてくる。
それは魔の無限ループ。一度はまると抜け出せぬ…。
ほんとに三ヶ月までは、私いつ寝てたんだろう?と思います。
昼も夜も休まる時がありませんでした。
精神状態も最悪で、ちょっとした事で泣いたり、イライラしたり、
自分に自信をなくして、とことん落ちていました。

それも3ヶ月辺りから、しっかり昼夜のリズムをつける努力の成果が出てきて
夜まとまって寝てくれるようになりました。
昼間もお利口に指しゃぶりなどでご機嫌の時間が増えてきました。
それに伴って、私の精神状態も回復してきました。
やはり睡眠が一番大事です。寝不足が全ての元凶だった気がします。
あぁ、これで山は過ぎた…と思っても、まだまだ道は続くのでしょう。
今後、夜泣きが始まるのでは…と怯えています。

少し楽になったと思ったら、またしんどい時期がきたり、
その月齢によってしんどさは違うのですが、何歳の頃がピークなのでしょう。
しんどい曲線グラフがつくれそうです。