感情の整理整頓
例えば大掃除するときに
「これ捨てようかな？」
と考えた時に
すっきりさせたい気持ちとは裏腹に
高かったし・・・
この先必要になるかもしれないし・・・
人から貰ったものだから・・・
思い出の品だから・・・
と言いながらまた
引き出しの奥の方にしまっておく
というようなことを
多くの方が経験したことがあると
思うのですが
私たちの感情においても
似たようなことが起こっています
それがいわゆる「アク」になります
多くの感情は自分の身を守るために
出てきます
だからこそ捨てるのが怖い
持っていたいという潜在的な
ブレーキが働くんです
感情だけでなく
つい人を見下してしまう、批判してしまう、
つい意地悪してしまう
つい自分を卑下してしまうなどの
行動癖も同じです
こうした行動は変えていきたい
手放したいと頭では思っていても
ついついそうなってしまうのは
実は「アク」になっている
感情や思考がそうさせています
そうした行動をを分析しようとして
「なぜ？」と自分に問いかけると
その答えは全部
他人にあるのだと感じがち
他の人が私を無視してる
他の人が私じゃなく別の人を選んだ
他の人が私に失礼なことをした
などなどですね
自分を卑下してしまう場合も
人に比べて自分はダメだというように
かならず対象になる他人がいるはず
だけど感じているのは他の人じゃなくて
自分なんです
なんで自分はそう感じるのか？
そっちが大切なんです
感情は思考がベースにある
私たちがちゃんと感じ切る必要があるのは
感情ではなく感覚です
この違いがはっきりわからない方も
多いと思いますが
感情とは味わっている感覚に
名前をつけたもの
感覚は単に体が感じているものですが
それに対して
「悲しい」とか「苦しい」とか逆に
「嬉しい」などの言葉を
理由とともにくっつけて判断しているんです
そしてすべての感覚は
エネルギーが大きく動いているから
感じるわけですね
エネルギーが大きく動く時
体はいろんな反応を起こします
ゾクゾクしたり
震えたり
冷えたりあったまったり
体の芯がモヤモヤしたり
言葉にならない感覚もたくさんあるでしょう
現象も起こります
鳥肌が立ったり
涙が出たり
汗が出たり
鼻水が出たり
呼吸が荒くなって咳が出たり
息がしづらくなったり
心拍数が一気に上がったり
血圧に変化があったりします
これらの変化を私たちは
体験と結びつけて言葉で表現しようとして
それを「感情」として認識します
実際ジェットコースターに乗った時の
感覚は「怖く」もあり「楽しく」もあるわけですね
感情にフォーカスせず解放する
感情にフォーカスすると
混乱するのはそのためです
悲しい、苦しい感情にフォーカスすると
余計に悲しく辛くなります
それで感情の解放はできないんです
〜だから悲しい
〜だから辛い
〜だから苦しい
という理由をつけていると
その理由がなくなれば悲しさ辛さは
消えてなくなると思いがちですが
残念ながら・・・
そのエネルギーはなくなりません
感情の解放はどうやって起こすかというと
単にエネルギーを放出すること
ひととおりそのエネルギーを
感覚として味わっておくと
それはただそこに「ある」ものとなり
それと同じ強さの相反するエネルギーの
存在にも気づくこととなります
これまでそのエネルギー解放の方法を
いっぱいこのブログや書籍でも
紹介してきました
私自身もたくさん行ってきていますし
日々の生活にもルーティンとして
取り入れているのですが・・・
スパイナルセラピーを集中して受けた際
思いもよらないエネルギーの津波を起こして
まだまだあるのだなと
実感したことがあります
感情は層のようになって
体にたくさん溜め込まれます
だから少しずつ表面にあるものから
解放していくことが必要なんですね
次回の無料講話ではこの
感情解放の時に起こることについても
お話ししようと思っています
今日も素敵な1日を！
With Love xoxoxo
May
過去記事で私の体験を書いてます
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