災害とSNS | 気まぐれ社労士の徒然日記

気まぐれ社労士の徒然日記

2015年11月に社労士試験に合格。2016年5月より、社労士登録、8月に開業登録。自分の興味の赴くままに日記を書いています。

昨日、熊本を震源地とする地震が起きました。

 

写真は、地震の影響で止まった九州新幹線の車両です。

 

 

最近は、災害が起きると、SNSでそのことを書き込む方も増えています。

それ自身は情報発信として意義があるとは思いますが、災害時にSNSに書き込む場合、可能であれば自分の安否を入れておくとよいのではと思います。

これは、「安否の状況をできるだけ見えるようにして、安否確認の電話を減らすため」です。

特に、名前がわかるFacebookではかなり効果があるのではないかと思います。

 

災害が起きたとき、被災地外の方が被災地内の身内や知人などの安否を知りたがるのはごく自然な感情です。

しかし、安否確認の電話が一時に集中すると、電話回線がパンクしてしまいます。

そうなると、110番や119番がかかりにくくなってしまいます。

 

それを防ぐためには、安否の状況を一言入れておいて、被災地外の人が状況を分かるようにしておくのが効果的ではと感じました。

また、災害の規模によっては、電話回線が切断されたりで、被災地に電話がかからないケースも想定されます。

そういう時、SNSに安否の状況が載っていれば、被災地外の人が見て、被災地外の関係者に電話で状況を伝えることも可能になります。

 

昨日の地震は、幸い直接的に生命に危害のあった人はいなかったようですが、もう少し甚大な災害の場合、このような工夫で電話回線の確保を図るようにしてもよいのではないかと感じました。