将棋の羽生善治竜王が広瀬章人八段にタイトルを奪われ無冠になったことで、これからの肩書をどうするか、きょう決着がつきました。
前竜王も、資格のある永世タイトルも名乗らず、九段と名乗ることになりました。
肩書をどうするかで5日(土日祝を除いても2日)かかっただけに、内部でも様々な意見があったと思います。
本人は、特別扱いを好まず、九段の肩書を名乗りたいと思っていたでしょう。
しかし、周りが「羽生九段」と呼びにくいというのも一面あったでしょう。
(事実、私自身は、「羽生九段」という呼び方に違和感がありますし、「羽生十九世名人」でもよかったと思っています。)
本人は、あえて「九段」と名乗ることで、タイトル奪取に命懸けでしょうし、羽生ファンとしてみれば、またタイトルを取って、「脱九段」を祈っていることと思います。
もっとも、「羽生九段」と名乗る可能性があるのは、今から50代の間までです。
永世タイトルのうち、「名誉王座」は60歳になればたとえ現役でも名乗れるため、60歳以降でタイトルのない時期があれば、こちらを名乗ることになります。
これで、タイトル戦に羽生九段が出るたびに、肩書がどうなるかという今までになかった楽しみも生まれることになりますね。
