退職に関するWeb記事 | 気まぐれ社労士の徒然日記

気まぐれ社労士の徒然日記

2015年11月に社労士試験に合格。2016年5月より、社労士登録、8月に開業登録。自分の興味の赴くままに日記を書いています。

ここ一ヶ月の間に、会社の辞め方について好対照な2つのWeb記事がありました。

 

一つ目はこちら。

「最低な会社の辞め方」残された同僚が「敵」になる時…「世間というのは意外と狭い」(withnews) - Yahoo!ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171122-00000002-withnews-bus_all

 

この記事では、退職までに十分な引継ぎ期間を取り、しっかり引継ぎをしてから退職すべきという意見です。

 

二つ目はこちら。

「円満退職」で大損する? 知っておきたい労働制度の知識 - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20171109-00077917/

 

この記事では、労働者が退職するときに、うかつに円満退職に持ち込むと損をするという意見です。

 

「退職したいけれど、どうすればよいか」と相談を受けたとき、立ち位置によってどちらの論調でいうか変わってくるのではないかと思います。

 

個人的には、どちらの意見も間違ってはいないと思っています。

ただ、自分がこのような相談を受けたら、どのような状況下を聞いたうえで、一つ目寄りのアドバイスをするか、二つ目寄りのアドバイスをするか変わってくるのではないかと思っています。

 

状況によってどうするかが変わってくるといえば、面白い話があります。

故・稲尾和久氏が中日ドラゴンズのピッチングコーチをしていた時、ピッチャー陣全員に対し、「9回2死満塁、カウント2-3(2ストライク3ボール)からどんな球を投げるか?」という質問をしたことがあります。

その時、ほとんどのピッチャーが自分の得意球を投げると答えたそうですが、ただ一人、「わからない」と答えたピッチャーがいました。

それは、横浜ベイスターズの元監督でもある牛島和彦氏でした。

 

 

牛島投手は、怪訝そうにしていた稲尾コーチに対して、こう答えたそうです。

「どのような状況で2-3となったかによって、最後に投げる球も変わってくる。2-3となるまでの経緯がないと、最後の球も決められない。点差によっても投げる球は変わるし、一概に決められるものではない」

 

最初にこの回答を聞いた時、目から鱗が落ちる様な思いでした。

 

今回、退職に関する好対照なWeb記事を読んで、「退職したいけれど、どうすればよいか」という質問に対し、同じ質問であっても、状況によって答えって変わってくるものだと改めて感じました。