まずは、合格された方、おめでとうございます。
新たな道を進んでいってください。
不合格の方も、お疲れ様でした。
来年に向けて再挑戦される方も多いと思いますが、今年の悔しさを忘れず、しかし、冷静に自己分析をして再挑戦してください。
さて、今年の結果ですが、合格率と合否基準を見たとき、違和感を感じました。
選択式での総合点23点、2科目補正(労一、健保)はともかくとして、択一式の総合得点が昨年より3点も下がり42点、さらに科目補正が3科目(常識、厚年、国年)も行われたのに(択一式の科目補正は、実施されない年がほとんどのため)、合格率が4.4%しかないのが、どうにもしっくりこなかったのです。
特に、おととしは選択式の総合点26点、2科目補正(雇用、健保)、択一式45点、科目補正1科目(常識)で9.3%の合格率と比較しても違和感がぬぐえませんでした。
現試験制度になってからの合否基準と合格率についてはこちらをどうぞ。(下側にあります。)
http://www.lejlc.co.jp/license/sharoushi_kijun.html
そこで、平成20年(2008年)から今年まで、9年間の合格率をピックアップしてみました。
| 試験実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 平成20年(2008年) | 47,568 | 3,574 | 7.5% |
| 平成21年(2009年) | 52,983 | 4,019 | 7.6% |
| 平成22年(2010年) | 55,445 | 4,790 | 8.6% |
| 平成23年(2011年) | 53,392 | 3,855 | 7.2% |
| 平成24年(2012年) | 51,960 | 3,650 | 7.0% |
| 平成25年(2013年) | 49,292 | 2,666 | 5.4% |
| 平成26年(2014年) | 44,546 | 4,156 | 9.3% |
| 平成27年(2015年) | 40,712 | 1,051 | 2.6% |
| 平成28年(2016年) | 39,972 | 1,770 | 4.4% |
やはり、ここ数年は合格率減少傾向にありながら、おととしが比較的合格率が高いため、傾向が見えにくくなっています。
そこで、この9年間を、3年単位でまとめてみました。
| 期間 | 延受験人数 | 延合格者数 | 合格率 |
| 平成20年(2008年) ~平成22年(2010年) | 155,996 | 12,383 | 7.9% |
| 平成23年(2011年) ~平成25年(2013年) | 154,644 | 10,171 | 6.6% |
| 平成26年(2016年) ~平成28年(2016年) | 125,230 | 6,977 | 5.6% |
これで、ようやく納得がいきました。
これを見ると、ここ数年で受験者は減少傾向にあり、合格率も少しずつ下がっていっています。
これから見ると、受験者数は減少傾向になるのではないかと思います。
また、問題の難易度が上がっていることを考えると、ある程度の所まで合格率も引き下げてくるのではないかと思います。ただ、どこで打ち止めにするかは読めないところです。
次の社労士法改正がいつになるかはわかりませんが、次回改正で試験の方式が変わる可能性も考えると、受験を目指す方は、早目に合格されたほうが良いかと思います。
(少なくとも、来年は今年の受験形式と同じだと思います。)
ということで、今年の試験結果に関する個人的な感想を述べてみました。
こちらも、2週間後には特定社労士の試験があるので、ラストスパートあるのみです。
では、今回はこんなところで。